昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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祝!日本代表アジアカップ優勝

夜中の午前2時頃、僕は李忠成の歴史的ボレーシュートをライブで見て大感激した。
このオトコ、Jリーグでは決定的な場面で失敗する所しか思い出さず、途中交代でピッチに立った時、悪い予感がしたものだが、決勝点を決めた途端、一気に英雄に変わってしまう。
素人の俄サッカーファンなんて、こんな程度だろう。

大体、0時に試合が始まったのだが、すっかり寝入ってしまい、本戦の90分は全く見ていない。
チャンスやピンチの局面では、アナウンサーが絶叫するので何となく目が覚めるが、またすぐに寝てしまう。
後で聞くと日本代表は押されっ放しでピンチの連続だったらしいが、そんな場面は白河夜船を決め込んでいた事になる。
延長戦に突入した頃に、やっと徐に目が覚めたのだが、お陰で優勝決定の場面はしっかりと瞼に焼き付ける事が出来た。
それにしても延長後半のロスタイムは、ハラハラドキドキの連続で体に悪い事この上ない。
何とか逃げ切り終了の笛が鳴った時は、思わずガッツポーズ!

日本代表は強くなったものだ。
しかしメンバーは、すっかり変わってしまった。
つい最近まで中核選手だった中村俊輔は、最早お呼びではない。
柳沢敦小野伸二三都主、玉田圭二、高原直泰小笠原満男大久保嘉人も全くの過去の人。
ディフェンスの田中闘莉王や中澤祐二も、これで御用済みになるかもしれない。
今の中心選手は本田圭祐、遠藤保仁、岡崎慎二、長友祐都、香川真司長谷部誠とキーパーの川島永嗣当たりだろうが、これだけ競争が厳しいと次が保証されている訳ではない。
見ている方が楽しいが、やっている方は、結果が出ないとボロクソに批判される。
これじゃ溜まったものではないが、だからこそ、日進月歩の成長があるのだろう。

サッカーは日本代表が参加した時には、最高峰の晴れ舞台ワールドカップに加え、オリンピックだけでなく、今後はアジアカップが待ち遠しくなる。
日本に直接は関係ないが、ヨーロッパチャンピオン戦では世界最高レベルの技を満喫できる。
WBCくらいしか国際カップ戦がない野球に比べると、楽しみが格段に違う。
野球は、プレイ地域もアジアの一部と中南米に限定されている。
このままでは、日本で一番に人気スポーツも、早晩野球からサッカーに変わってしまうだろう。

斯く言う当方も、サッカーのビッグイベントの度に俄サッカーファンになる事を繰り返している。
当方の周りも大半が似たり寄ったりのファンばかりなので、大して年季が入ったファンでもないのに、サッカーの事は何でも知っているような振りが出来るのが嬉しい。