昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

食事は腹八分目がベスト!

この歳になって、「食事は腹八分目」の意味が分かる。

学生時代は、不健康そのものの生活に明け暮れていた。
昼ごろ起き出し、昼食と夕食は麻雀屋で店屋物。
そのまま深夜まで麻雀に明け暮れる。
時として徹夜にもなるが、若くて体力も有り余っていたので、病気になる事もなかった。
しかしそんな無茶な生活をしていると、絶対に肥満にはならない。
頬は削げ落ち、目つきは悪い。
交番に張り出された指名手配犯人と、さほど違わない人相だった。

最初の転機は就職。
仕事最優先になるのだから、決まった時間に起き、出社し、帰宅する。
仕事で遅くなることはあっても、翌日の仕事に支障が出るほど羽目を外すことはない。
規則的な生活を送れば、痩せる事はない。

第二の転機は結婚。
それまでは外食が主だったので、濃い味付けに慣れてしまっていた。
所謂家庭の味付けに食欲をそそられ、朝から三杯もお代わりをしていたら、みるみる太り始めた。
この頃は、とにかく腹いっぱい食べないと気が済まなかった。
お蔭で顔つきは柔和になったが、成人病のリスクは高くなってきた。

そして第三の転機が退職。
最早、仕事の為の体力は不要だ。
ガツガツ食べて、気力を振り立てる必要はない。
生活上のハプニングも起きないから、カロリーも計画的に摂取できる。
食事の絶対量を減らしたら、体重も落ち始めた。

今まで何と、飽食の時代を生きてきたのだろう。
日本人の平均寿命は延びる一方だが、それは医療が進んだお蔭であり、食事はむしろ健康に悪いものが増えている。
稀に無農薬とか自然栽培を売りにしているモノもあるが、全部高いし、果たしてどれほど効果があるのかもわからない。

結論として、実は粗食の方が健康にいいのではないか。
贅沢をせず、しかも腹八分目で済ます。
そうするとカネもかからないし、良いことずくめだ。