全く歯が立たない。
これで日本の二勝四敗一引分け。
日本は最初の二年だけは何とか勝ったが、その後は韓国に負け続けている。
今や実力の差は明らかだ。
世界最高峰のアメリカツァーで実力を研鑽している韓国勢に対して、日本ではわずかに宮里だけが世界レベルへ挑戦しているだけ。
しかも、その宮里が欠場しているとなれば「勝て」と言うのが無理筋だ。
韓国勢で、アメリカで実際に勝っているような選手が参加しているわけではない。
主力は日本ツァーで活躍している連中であり、選手層の厚さでもかなり差がある。
日本の女子ツァーが恵まれすぎているのだろう。
今年の賞金女王大山が稼いだ金は１億７千万円近い。
もちろん日本では実力一番の証明だが、今の彼女が世界で通用するとは思えない。
海外で戦えば、一挙に獲得賞金が１０％程度になるだろう。
韓国の女子プロゴルファー達はアメリカに溶け込む努力を放棄しているのでアメリカ中の嫌われ者だが、一族郎党総出で賞金稼ぎに邁進している。
人気などお構いなし、ひたすら勝負にこだわる姿勢は誉められたものではないかもしれないが、ゴルフの実力は間違いなく上がっている。
日本は、ハングリー精神でも圧倒的に劣っている。
来年もまた勝てる見込みがないのなら、日韓対抗戦など止めたらどうだろう。
