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日本のゴルフギャラリーのマナーはまだまだ未熟

昨日のゴルフトーナメントは、久しぶりに男子ツァーの方が面白かった。
女子トーナメントは、USLPGA公式戦とやらで、強いトーナメントプロが数人だが参戦していて、そのほとんどが上位に食い込んでくるなど、世界的なレベルの高さを見せ付けてくれた。
その中でも、カリーウェブが断然のスコアでブッちぎり、アイドル藍ちゃんも、水中ショットだけが見せ場だったので、緊張感に欠けた試合になってしまった。

一方、男子ツァーは最終ホールの最後のパットまで勝敗が分からなかったので、大変盛り上がったと思う。(もっとも、テレビ観戦をしていると、残り時間の関係でおおよそ結果が推測できてしまうのだが。)
市原建彦選手が同スコアで既にホールアウトしている状況下、最終ホールでインドのJ・M・シンがバーディーなら勝ち、パーならサドンデスの延長戦、ボギーで市原の勝ち。

シンのファーストパットは固唾を呑んで見守ったが、約1m程はずしてしまったので、この時点で結果が分かってしまった。
しかしこの後、シンのパーパットが外れた瞬間、ギャラリーの数人が拍手したのがテレビ中継で聞こえてしまった。
実際の現場では、もっと大きな拍手が起きたのではないだろうか。

ゴルフ観戦マナーでは、自分の贔屓選手の相手がミスをした時、絶対に拍手してはいけない。
ゴルフの素晴らしさは、相手の素晴らしいプレイには惜しみない拍手を送り、自分は更にもっと素晴らしいプレイをする努力が出来る点にある。
マナーとして、相手のミスを表面だって喜んではいけないのである。

昔から、特に外国人選手のミスプレイに拍手するギャラリーがいて、マナー違反が指摘されていたが、残念ながら昨日も見られてしまった。
日本人に勝たせたい気持ちは分からないでもないが、逆に海外で日本人プロが同じ事をされたら悲しい気持ちになってしまうだろう。