昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

戸張捷の解説ってヤだネェ!

今回の全米女子オープンゴルフは、三人の日本人プロが全員予選通過、且つ上位で頑張っているので楽しんでテレビ観戦できる。
しかし、興ざめなのが解説陣、とりわけ嫌なのが戸張捷だ。

彼のゴルフの実力が、果たして如何ほどのものかは知らない。
聞くところでは、相当ローハンディとの事だが、そうは言っても素人さんなのだから、プロよりは下手だろう。
その割には、自信満々でプロの技術を批判、解説している。

しゃべり方が厭味ったらしいとか、英語の発音が鼻につくとか、やたらとゴルフ知識をひけらかすとか、嫌いな要素はたくさんあるが、その中でも最も不愉快になる点が二つある。

一つは、「この一打は何百万円」とか、「このパターが入らないと○○円賞金が減る」とか、すぐに賞金の事を口にする事。
さすがの戸張も、ドル賞金は苦手なのか、全米女子オープンの放送では少ないが、日本のトーナメントでは間断なく賞金についてコメントする。
もちろんプロ競技だから、賞金が大事なのは当たり前だが、それはプロ選手本人の問題であり、少なくとも解説者が、金が云々と声を大にする事はない。

もう一つは、やたらと特定プロ選手との個人的関係をひけらかす事。
宮里藍については特に熱心で、明らかに依怙贔屓が過ぎる。
元々、宮里のアメリカツァー挑戦について、「今年早々には勝利するのでは」等といつも超楽観論の提灯記事をばらまいていたが、その結果が、宮里に余計なプレッシャーになっている事に気が付いていないようだ。
また、昔から宮里一家とは昵懇だった事も自慢らしく、「小学時代の宮里藍は云々」と蘊蓄を垂れるが、これも嫌味にしか聞こえない。
今回の放送でも、宮里は自分の担当とばかり、すべて彼女の追っかけのようなスタンスだった。

ついでに言えば、岡本の解説も褒められたものじゃない。
ボソボソと、全く面白くなさそうな喋り方で、いかにもネクラ丸出しになっている。

そもそも、ゴルフ番組に解説者はいるのだろうか?
いるとしたら、どんな機能が求められているのだろうか?
テレビの画面を通じてはなかなか分かりにくいグリーンの難しさとか、あるいはコースの攻め方などを端的に解説してくれればいいのではないだろうか。