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ゴルフ場ランキング

一年に一度だけ週刊ダイアモンドを買う。
日本のゴルフを特集した時だ。
クラブやボールの人気度も特集されているが、最大の売りはゴルフ場ランキングとなっている。
今年も、「5355人が選んだゴルフ場新ランキング」で有名ゴルフ場の人気度が発表された。
今年の「プレイしてよかったゴルフ場」トップは、宮崎県のフェニックスカントリークラブ、次いで太平洋クラブ御殿場コース、大洗ゴルフ倶楽部とベスト3が並ぶ。
トップ常連の川奈ホテルゴルフコースは4位。

評価項目は、「コースの整備状況」や「コースの設計」と、ゴルフコース」そのものだけでなく、お決まりの「フロント、キャディの対応に、「コースへのアクセス」や「施設の快適さ」が加わっている。
訳が分からないのは「ショップの充実度」で、新製品をいち早く試打出来る事も評価の対象らしい。

僕に言わせれば、ゴルフ場を評価する時に必要な項目はコースレイアウトと整備状況で、次にキャディの対応まで。
フロント接客態度は、良いに越した事はないが例え無愛想でも我慢が出来る。
プロショップやレストランは、どうでもいいくらいの項目だ。
この辺が評価されるのは、接待ゴルフが中心だった日本の特殊性だろう。
リストアップされた全ては日本でもかなり有名なゴルフ場ばかりだが、往々にして料金が高いか、またはなかなかプレイする事が出来ない。
今回のトップ4ゴルフ場も一度か二度プレイした事があるが、もちろんプライベートでは行けるはずもなく、接待したりされたりのケースだった。

一方残念ながら、我がホームコースは例年の如くベスト100にも入っていない。
コースレイアウトも工夫が凝らされているが、決して一流とは言えない。
過去に一度、「メンバーが満足しているゴルフコース」の項目で名前を見たような記憶があるが、一般大衆が一度はプレイしてみたいと思うコースでない事は明白だ。
しかしメンバーなら、いつフリーで出かけても必ずメンバー同士でプレイが出来る。
多くのメンバーが、コースが年に一度実施するアンケートでも、ゴルフ場としては極々当たり前の「メンバー本位の運営方針」を続けている事に満足している。

ベスト100ゴルフ場の記事を見ると、日本人の多くが、ゴルフをスポーツではなく贅沢な遊びと捕えているのが分かる。
単に「ゴルフが大好きで楽しみたい」と思っている僕には、日本中の高価格有名コースよりも、チンケでセコイが家から近い我がホームコースで、気心の知れたメンバー同士で遊ぶゴルフが一番好きだ。