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ミーハー酒井法子論

誰もが大騒ぎしているので今更ながらだが、ついこの7月までは誰もが認める中年オバサンの大アイドルだった酒井法子に、何と覚醒剤不法所持で逮捕状が出された。

こうなるとすぐに、彼女のデビュー当時の様々な画像が流される。
よく見ると、まるであどけなくて本当に可愛い。
妙なノリピー語などで人気を博していたが、実は本格的正統派アイドルだった事が分かる。
その後は活躍の場をアジアに求め、こちらでも大成功。
実力を兼ね備えた国際的アイドルにまで成り上がった。
また、旦那はサーファー。
実態はプータローだったらしいが、世間は「今風のカッコいい職業」と信じていたし、あらゆる点で彼女は勝ち組ゲーノージンと見られていた。

しかしほとんど噂に上る事がなかったが、デビュー当時から彼女の周りには決して良く言われない職業の輩がうろついていた事は公然の秘密だった。
今回の事件で、「死んだ父親の実家があった山梨に潜伏」との観測記事が大量に流れたが、一方では彼女にとって山梨は決して居心地のいい所ではないはずだと、否定的な見解もあった。
また、彼女の実弟暴力団の構成員で、やはり覚醒剤不法所持で逮捕されていた事も判明した。

多くの人が、酒井法子に対して「大成功したアイドルだったから」かとか、「裁判員制度のPRビデオに出演しているから」とか、勝手に清純派のイメージを持っていたので今回の事件に驚いているが、実は彼女は比較的容易に覚醒剤を入手する事が出来た環境で生活していた。
今回の事件で、ゲーノー界は一皮めくれば胡散臭く得体の知れない連中の集まりだという事が期せずして分かったが、まだまだ氷山の一角でしかないのだろう。

ところで、酒井法子は何をしているのだろう。
ATMで金を下ろし、下着や化粧品を買い込み、知人の所でひたすら時間を稼ぐ積りだろう。
何せ覚醒剤不法所持が罪名だが、当然ながら持っているだけではなく常習的使用者だったに違いない。
ならば、何とか覚醒剤反応が体内から消え去るまでは必死に逃げ回るに限る。
そして、その後捕まっても「旦那の為に持ってはいたけど、自分は使った覚えはない」とでも言い訳する積りなのだろう。
逮捕が近いと言われる彼女は、そんな浅はかな知恵しか浮かばないほど追いつめられている。

因みに、今回の彼女の醜態を見て「ファンが可哀そう」みたいな意見もあった。
馬鹿な事を言っちゃいかん。
テレビで作り上げられたアイドルなんて、あんな程度と思っていた方がよい。
覚醒剤を使用していたような馬鹿オンナのファンだった事を反省すればいいだけで、「夢を壊された」とか「裏切られた」とか甘っちょろい感想など、何の役にも立たない。
むしろ一番可哀そうなのは、両親共が覚醒剤不法所持の疑いをかけられた子供の将来だ。
両親が犯した罪を、誰がどう説明し、どう育てる積りなのか?
もしも本当に彼女のファンだったのなら、そっちを心配した方がよっぽど現実的だ。

覚醒剤は、常習者は薬欲しさに犯罪に手を染めたり、再犯率がきわめて高い。
海外旅行の時にもガイドが必ず、「麻薬で逮捕されたら死刑判決の可能性があるし、誰も助ける事が出来ない」と、興味本位に麻薬に手を出さないよう繰り返し注意する。
覚醒剤暴力団の資金源になっているのは事実だろうが、一方「覚醒剤(シャブ)に手を出したら破門」のような、厳しく組員に覚醒剤取引を諫めている暴力団すらあるらしい。
酒井法子夫婦がそれほどの重罪を犯したとすれば、もはや何一つ同情の余地はない。