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韓国のいないワールドカップ

ラグビーが面白い!

 

ルールも簡単で、分かりやすい。

上級ラグビー観戦者には、「ラグビーってもっと奥が深いモノ」かも知れない。

しかし僕のような初心者には、ボールを前に投げてはいけない、ボールを前に落としてはいけない程度のルール理解で充分観戦できる。

 

トライ直前の攻防を見ていると、迫力満点でこちらも自然に体が動いてしまう。

試合にここまで一体化できるところが、見るスポーツ、ラグビー魅力の一つだ。

 

また、何よりも気に入っているのは、選手の意図的な反則が少ないことだ。

同じイギリス起源だが、サッカー選手は、審判が見えない範囲では、ほぼ100%反則をしている。

抜かれようとした選手を引っ張ったり、ゴールを決められそうになると足を掛けたり、後ろからアタックしたり、審判の目を盗んで反則やり放題だ。

ところが、選手も解説者も、「反則も技術のうち」と開き直っている。

アメリカンフットボールもそうだ。

バレて元々、バレなければやり得のような反則が繰り返されるし、審判の反則をとる基準も一定ではない。

決定的な場面で、審判が反則を取ったり取らなかったり、また反則そのものに気が付かなかったりする。

「それもまた勝負のうち」との意見もあろうが、それは詭弁だと思う。

選手を守るために反則は禁止されているのだから、「勝つためには反則もやむなし」というのはおかしいし、「お天道様は見ている」との日本人の価値観にはそぐわない。

それに比べるとラグビーは、圧倒的に反則が少ない。

サッカーに比べて、選手が審判に異議を唱えるとか、集団で抗議するシーンもない。

 

ラグビーは実に面白い!

 

そのラグビーワールドカップが、アジアで初めて日本で開催されていて、多くの日本人が熱中している。

開幕戦で日本がロシアに勝ったので、更に人気が沸騰しているようだ。 

遡れば四年前、日本がラグビー強豪国、南アに勝ち、史上最大の番狂わせと言われた。

残念ながらこの時は、日本はベスト8に残れなかったが、南ア戦の勝利は強烈なインパクトを残した。

 

そのワールドカップ日本開催には、森喜朗前首相の尽力があったらしい。

首相在任中の彼は「サメの脳ミソ」とマスコミに揶揄され、東京オリンピックでは、緑のタヌキ、小池百合子によってすっかり悪役のメージを植え付けられた。

しかしここに来て、それは全部が濡れ衣で、実際の彼は真面目で誠実な人柄とも言われ始めている。

東京オリンピックが近づくにつれ、小池百合子の人気取り政策に踊らされた結果の弊害も、ドンドン明らかになっている。

僕は、ラグビーワールドカップの日本招致に成功し、東京オリンピックでも小池百合子の不始末をリカバーしてきたことで、政治家、森喜朗は再評価されるべきだと思う。

 

また日本は、このワールドカップのホスト振りが、海外で高く評価されている。

特に、ラグビー会場の整備や運営のやり方だけでなく、観客も含めて日本人全体の「オモテナシ」スピリッツを称賛されているのだ。

オールブラックス歓迎のために「ハカ」の練習をする小学生や、試合前の国歌斉唱で、相手国の国家を一緒に歌おうと、外国語の歌を練習している観客たち。

日本では当たり前の行動だが、海外では日本人の温かさが伝わっているようだ。

 

それにしても、韓国のいない国際大会は、何と清々しいことか!

嫌がらせのように、諸外国で「日章旗は戦犯旗」と騒ぎ立て、呆れられる韓国。

勝つためなら、審判買収も辞さない韓国。

試合に出場すれば、勝つためには反則やり放題の韓国。

試合後の挨拶で、相手への侮辱行為を繰り返す韓国。

 

そんな韓国がいないだけで、こんなにも気持ちよく、スムーズに大会が運営される。 

因みに、ラグビー精神を表す言葉として、「One for All, All for One」が知られている。

韓国人はこれと正反対の「One for One, All for One」の自己中心性格だから、未来永劫ラグビーが強くなるはずはない。

とすると国際社会は今後共、韓国抜きのワールドカップを心から楽しむことができる。

増々ラグビーを、好きになりそうだ。