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野党第一党、立憲民主党の凋落

僕は、15日夜7時からのNHKニュースを見ていて、思わずのけぞった。

国会中継のそこには、お騒がせオトコ、立憲民主党柚木道義の「雄姿」があった。

そしてこの柚木は、

  「安倍政権の緊急事態宣言と支援策は、遅すぎて小さすぎる」

と、安倍政権を攻撃していたのだ。

 

オイオイ、今年に入っても立憲民主党は、党を挙げて「桜を見る会」追求に明け暮れていたのではないか。

3に入っても、安倍政権が武漢肺炎の拡大防止に、首相の責任で学校閉鎖に踏み切った時、声を揃えて反対したのは、一体どこの政党だったんだ。

その後も、国会審議を引き延ばし、緊急事態宣言にも非協力的態度を貫く。

それが、武漢肺炎の事態が一刻の猶予も許さなくなった途端に一転して、今度は発令が遅すぎるとか、支援の規模が小さいとか、イチャモンをつける。

立憲民主党の議員は、どこまで鉄面皮なのだろう。

 

そんな立憲民主党の姿勢に、さすがの国民もソッポを向き始めた。

今迄の立憲民主党は、不動の野党第一党だった。

結党時は、小池百合子の「希望の党」から排除された連中への同情票が集まり、支持率調査で20%近くもあった。

立憲民主党は、野党の王様気分で、その後の国民民主党との統合議論では、上から目線での吸収合併を譲らなかった。

 

そんな支持率調査で立憲民主党は3.7%にまで落ちぶれ、5,2%の維新の会に抜かれてしまったのだ。

確かに立憲民主党の支持率は、今年に入ってどんどん低下していた。

それはそうだろう。

何の具体的な証拠もなく、ただただ印象操作で「桜を見る会」追求に明け暮れたのだ。

「コロナよりも桜」とか「桜をやって、時間が余ったらコロナ」とか、立憲民主党議員の空気の読めなさは、もはや芸術的レベルだった。

そこで行き詰ると、次には週刊文春記事の「公文書書き換え責任者の遺書」をネタに、またまた印象操作を繰り返す。

 

そうこうしている間に、武漢肺炎がとんでもない危機的状況に陥った。

さすがに慌てた立憲民主党議員連中は、ある日突然、「安倍政権の緊急事態宣言が遅すぎる」と言い出したものだ。

さんざん政権の足を引っ張ってきながら、それでも飽き足らず、とにかく何でもいいから文句を言い続ける。

そんな政党に対して、国民の期待や支持が集まるはずがない。

 

一方、わずか5%強とは言え、野党第一党の支持をあつめた維新の会は、大阪の吉村知事、松井市長を始め、政府に率先して具体的な武漢肺炎対策を実施している。

しかも、その結果責任を逃げるような姿勢は見せない。

立憲民主党に比べて、明らかに野党の役割を果たしているのだ。

 

今の政界が、一強多弱と言われて久しい。

自民党以外に、政権担当能力を持った政党が皆無なので、有権者の不満が募っている。

その責任は、一強の自民党側ではなく、全く頼りにならない野党のだらしなさにあることは明白だ。

そして野党第一党だった立憲民主党には、人材も含めて、今後の野党リーダーなど務まるはずがないことも、バレバレになっている。

そんな気持ちが、維新の会の支持率を押し上げている。

 

僕は、維新の会創設者の橋下徹は信用していないが、少なくとも今の維新の会は、立憲民主党よりもマシだ。

遥かにマシだ。

日本の野党が、維新の会を中心に、政権担当可能な体質改善に向かうことを祈念する。