昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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世界中どこを探しても、日本ほど素晴らしい国はない

僕の最も多感だった時代は、学校の教師の大半は、ニッキョーソの組合員だった。

そんな教師から、日本軍が大東亜戦争で近隣諸国(と言っても、実際は韓国と中国)に、いかにひどいことやったかをしっかり叩き込まれた。

また小学六年生の時の担任から、日本の平和憲法を変えようとする、恐ろしい企みが進んでいるとも教えられた。

幼心に、これは世界平和が脅かされ、ひどい世の中になると不安に思ったものだ。

その後、中学でも高校でも、日本共産党の影響下にあるニッキョーソの教師の多くから、今にして思えば完全サヨク教育を施され続けた。

その結果僕は、社会人として自分で稼ぐまで、ヒダリ巻きのアホ青年だった。

 

しかし、実際に会社生活を始めてすぐに、それは間違いだと気が付いた。

最初に配属された研修現場で、それまで共産革命の中核部隊と教えられていた労働者たちは、全員が革命などに全く興味がないことを知った。

彼らは、日々の暮らしを少しでも良くするために働き、賃金アップを願っている。

労働組合も、資本家と戦う労働者のための組織ではなく、会社側と協力して、自分たちの事業を拡充することに一所懸命だった。

また世の中の悪を正し、平等な社会を作ると信じていた共産主義が、実は一番不平等なエリート思想で、且つ歴史的に最も悲惨な殺戮を繰り返してきたことを知った。

以来、サヨク勢力を懐疑的に見るようになると、それまでの憑き物が一気に落ちたかの如くに、共産主義の矛盾と左翼勢力の欺瞞に気が付いてしまった。

共産主義側は、アメリカこそ世界最悪の資本主義国家で、日本はその手下と見ていた。

いずれは革命で世界が共産化され、階級間矛盾が解決されると目論んでいたが、そんな革命を実行した国こそ、格差が拡大し、社会全体が貧困にあえぐ。

実体はまるで逆で、共産主義を実現して、幸せになった国家も国民も皆無なのだ。

 

その後の会社員生活で、そんな思いを決定づけることに出会った。

実はある時期から、仕事で海外に出張する機会が増えた。

それまではドメスティック業専門だったのに、突然の変身を余儀なくされ、英会話で苦労したことは以前に書いた。

更に、海外から日本を見ることで、改めて日本の素晴らしさを知ることが多々あった。

最初はまるで些細だと思われるが、水道水が直接飲める国はほとんどないことだ。

日本では全く当たり前だが、海外では飲料水はカネを出して買うのが常識なのだ。

町は整理整頓されきれいだし、ごみをポイ捨てする輩もいないし、掏摸やカッパライもほとんどいないから、夜間でも安心して町中を闊歩できる。

電車を待つ間、誰一人文句も言わず、列を作って最後まで乱さない。

電車の網棚に荷物を置いて、座っている間に眠り込んでも、盗まれることはない。

こんなに治安が良くて済みやすい国は、世界中探しても日本だけだ。

 

と、俄か日本大好き人間になったのだが、一つだけ、海外の方が素晴らしいと思ったのが、外国人の愛想の良さだった。

エレベータの中や、道ですれ違った時に、連中と目が合うとニコッと笑ってくる。

初対面なのに、あるいは単にすれ違っただけの相手なのに、人懐っこい笑顔を見せるだけでなく、「Hi.」とか「Hello.」とか、簡単な挨拶までしてくる。

僕は典型的な日本人で、人一倍シャイだし、見知らぬ人に笑顔で挨拶なんてまるで考えたこともなかったので、これには驚き、感激した。

 

そこで、その顛末を会社の現地駐在員に話したところ、彼からは全く予想もしなかった答えが返ってきた。

彼に言わせると、「銃社会のこちら(アメリカ)では、見知らぬ人間同士が出会う時に最初にやるべきは、自分に敵意がないことを表すこと」らしいのだ。

海外では、どこの誰兵衛とも分からないヤツに対しては、常に警戒心を持っている。

それを解消する生活の知恵が、自然と笑顔を振りまくことだと言う。

たかが笑顔でも、生きる術としてそれを必要とする海外の殺伐さに比べ、日本では、基本的に隣の人間から危害を加えられるなどの心配は無用だ。

お互いが不愛想でも、安心して暮らすことができる日本の素晴らしさを改めて知った。

以来、国内外で、誰がどんなに貶そうとも、世界で一番の国は日本だと確信している。

 

そんな日本でも、何が気に入らないのか、日本の悪口ばかりを論う日本人どもがいる。

僕はいつも思うのだが、そんなに日本が嫌いなら、ドウゾお好きな韓国にでも中国でもお行きなさい。

60年ほど前に、当時の社会党朝鮮総連が中心になって進められた、北朝鮮への帰還運動の結果、北朝鮮に帰国した在日朝鮮人が体験した悲惨さを身を以て知れば、憧れの国への思い入れも、個人の人生観も大きく変わると思いますよ。