いつも通りに、野党がまた、空騒ぎ始めた。
あれほど血道をあげて追及したモリカケサクラの不発弾騒ぎを反省もせず、今度は学術会議会員の任命拒否が「学問の自由」を侵害していると詭弁を弄する。
全く以て、日本の野党の体たらくよ!
と嘆いていたが、ダメダメサヨクは野党だけではなかった。
学術連中の大半も、ヒドイものだ。
益川敏英 80歳
京都大名誉教授で、2008年にはノーベル物理学賞を受賞。
日本が世界に誇る科学者(のはずだった)。
しかしこのオトコ、見事なまでに専門バカ。
物理学だけでモノを言えば、誰からも賞賛されるのだろうが、全く専門外の政治にまで口を出すと、途端にアホウぶりを発揮してしまう。
今回はガースーが、学術会員候補の6人を任命しなかったことについて「安全保障関連法には反対する学者の会」が開いた記者会見にメッセージを送った。
その中身は「こんな乱暴は歴史上長く糾弾され、戦争の反省の上に作られ日本学術会議汚点を残す」らしい。
益川大先生に問いたい。
益川氏は、メッセージを寄せた「安全保障法に反対する学者の会」の、過去の主張について、検証はしているのか?
サヨク連中が、安全保障法案に猛反対したのはごく最近、わずか五年弱前のことだ。
だから誰もが、彼らの反対振りを鮮明に記憶している。
この時「学者の会」連中もサヨクの尻馬に乗り、
・安全保障法案は、戦争法案で憲法違反
・戦前の治安維持法
・アメリカの言いなりになる
・徴兵制につながる
などと、極大化した被害者意識で、大反対を唱えていた。
しかしその後学者連中は一度たりとも治安維持法に匹敵するような弾圧をうけたのか?
と言うと、「今回の任命拒否が学問の自由への侵害だ」と強弁を垂れるだろう。
ならば重ねて問いたいが、学問は学術会議会員にならなければできないのか?
今回任命を拒否された学者の6名は、各々の研究の場を奪われたわけではない。
単に学術会員は公務員に匹敵し、その任命権を持つ総理大臣から「学術会員としては不適格」と評価されただけの話だ。
政府と無関係に、今までの研究を続けることは、誰からも邪魔されるものではない。
このどこに、学問の自由が侵害されているのか?
学者連中が反対するべきは、「公共の利益にそぐわない」などの理由で、研究内容そのものが干渉阻害されることだ。
例えば、大麻の研究がそうだ。
大麻の害については、多くの識者が指摘している。
そんな連中が、「大麻にはプラス面もある」との研究をしている学者の研究の邪魔をすることは、学問の自由への侵害そのものだ。
このような時に、「大麻の害の意見は分かるが、プラス面の自由な研究もまた確保されるべき」と主張するのが、学問の自由を守る学術会議の成すべきことだ。
益川たちはわずか5年前に、自分たちの主張が通らなければ日本は戦争に巻き込まれると騒いだ。
今度は、6名に学者が学術会員になれなければ学問の自由がなくなると騒ぐ。
専門バカのくせに、思い上がりもいい加減にしてほしい。
益川俊英やその類は、専門分野では偉大な業績を上げているかもしれないが、ド素人の安全保障分野に幼稚な平和ボケ発想を持ち込まれると、日本全体に大迷惑をかける。