YAHOOニュースに、現代ビジネスの一年前の記事「韓国が嫌いな日本人を世界はどうみているか」が掲載された。
勿論、そんな記事を読んだことはなかったが、何で今頃になって、こんなアホ記事が再掲されたのかが分からない。
実は最近、韓国への興味が、ドンドンなくなっていた。
文在寅が韓国内で、無茶苦茶な政策をやっていることは知っている。
検察改革と称して、身内や与党のスキャンダル隠しのために、露骨な司法介入していることも知っている。
更には、武漢肺炎対策で国を挙げての大自慢だったＫ防疫の効果がなく、ワクチン手配も怠っていたことも知っている。
もちろん、文在寅の支持率は「ウナギ下がり」なのも知っている。
いつもなら、反日を煽り立てて失地回復を狙うところだろうが、今やその常套手段で乗り切れないほど追い込まれているようだ。
あろうことか、日本にすり寄り路線に舵を切ったことも知っている。
気持ち悪いことこの上ない。
「韓国、アッチへ行け！」と絶叫したい心境だ。
ところでこの記事だが、古色蒼然たる論理展開で、わざわざ読む価値もない代物だ。
ただ改めて読むと、一部の反日勢力が、こんな目晦まし理屈を捏ねまわして、日本をミスリードしたことは良く分かる。
このような主張をする連中の歴史認識は、二つの点で共通している。
・一つは、韓国（と中国）は大事な隣国
・だから仲よくしなければならないと思い込んでいること
・二つ目は、日本は過去に韓国に酷いことをした
・だから日本は韓国に、反省、謝辞するべきと思っていること
そうは言っても最近の韓国は、国際常識をはるかに逸脱するほど、馬鹿げた振舞いを繰り返した。
韓国の無法振りは、どんな反日連中でさえ庇いきれないレベルだ。
お陰で日本国内には、過去にないほどの嫌韓意識が高まっている。
日本人の嫌韓意識を、無視できなくなったこれらの連中は、
・確かに韓国も悪いところがあるけど
・地政学的にも、日本は韓国とも仲よくしなければならない
・だから、今こそ日本は「大人の対応」を
との理屈を編み出した。
一応は、韓国を叱るポーズをとりながら、「大人の日本」を全面的に妥協させる作戦だ。
この記事が出たころの日韓関係は、
・８月の貿易手続き適正化で韓国のホワイト国取り消し
・直ちに韓国も、日本をホワイト国から外す報復手段に出る
・日本対抗策として、１１月ＧＳＯＭＩＡ破棄を通告
・しかし、アメリカの介入で韓国腰砕け
・負け犬の遠吠えでＧＳＯＭＩＡ破棄の保留を宣言
との韓国の暴れっぷりから、史上最悪に陥っていた。
またNo Japanの日本製品ボイコット運動にも熱心で、日本製ビールや車が全く売れなくなった。
「日本にとっては、致命的ダメージ！」と、そんなはずだった。
この記事は、それでも何とか日本が韓国を見捨てないように、日本国内の世論誘導に工夫している。
「海外は日韓関係悪化をどうみているか？」を論じているからだ。
その内容は、
・文在寅のやっていることは無理筋
・しかし海外諸国は、日本にも与していない
・どっちが正しいとの見方ではない
・「どっちもどっち」と見ている
そしてここから、「日本はドイツに学べ」と言い出す。
・日本が、何度も謝罪し、諸々の問題は解決済みと思っても
・支配された韓国の気持ちを収まらない
・もっと長い時間が必要
・日韓関係と違い、ドイツとポーランドは良好
・ドイツの首脳がゲットー前で謝罪した
・ドイツは教科書でも、歴史的事実を教えている
・日本は、そんなドイツに学ぶべき
・日本も今まで、努力したと言うかもしれない
・日本の保守派に、歴史を書き換えようとする勢力がいる
・海外では、日本は不誠実とみられる
・日韓首脳はお互いの国民の反発を政治利用する悪循環
と、ドイツはよくやっているが、日本は不十分と決めつける。
そして最終的結論は
・日本は感情面で韓国と同じテーブルに着くべきではない
・日韓は多くの同じ目的と利益を共有するパートナー
・だから相手と同じレベルの行動をとるべきではない
・共通基盤を見出せるまで辛抱強く超然とした態度が必要
と、「日本よ、大人の対応を」と呼びかける。
アホも、休み休み言え。
何が「大人の対応」だ。
日本はこんな正論っぽい理屈で、韓国に７５年間も騙され続けた。
もはや、堪忍袋の緒が切れたのだ。
更に言えば、一方的に韓国に仕掛けられた日韓関係悪化について、諸外国からガタガタ言われる筋合いもない。
日本と韓国は不可逆的敵対関係は、文在寅によって決定的になった。
韓国の反日は、ＤＮＡとして血肉化している。
世界中に慰安婦像を作り、日本人を陥れ続ける韓国が、なぜ日本と同じ目的と利益を共有するパートナーなのか。
文在寅は、歴代でも最悪の韓国大統領だ。
しかし例え文在寅が、次の大統領に代わっても、誰もが反日であることには変わりない。
こんな長ったらしいだけで、無内容な記事に騙されてはいけない。
韓国に「大人の対応」をしたら、際限がなくなる。
韓国がすり寄ってきても、「気色ワルッ！」と毅然として蹴っ飛ばすべきだ。
日本と韓国には、共通項などない。
