昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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坂田信弘のゴルフレッスンを参考にしたらおかしくなった。

京大中退とかの異色プロ坂田信弘のゴルフレッスンは訳が分からない内容だ。
言っている事が抽象的過ぎて全く意味不明なのである。

テレビで、大好きなアメリカンフットボールを見ていると、坂田のレッスンビデオのコマーシャルが流れる。
何の事だかわからない言葉を並べ立て、いかにも「うまくなるのは簡単だ」みたいなイメージを断定的に植えつけようとするが、あまりに中身がないのでツイツイ笑ってしまう。

  曰く、「外回しに体重をかけろ」
  曰く、「体は重く使え」
  曰く、「支点位置の確保」
  曰く、「40代、50代、60代のゴルフは違うんです。使う筋肉が違うんですから」
  曰く、「50代(だったかな?)でも飛距離は30ヤードは伸びます」
最後に、「健康のためにとは言いながら、スコアが良くなりませんと健康のためにはなりませんもんネ」と、トチリながら、熊本弁で結ぶ。

こんなヤツの本、DVD、ビデオを買う人がいるのかと思っていたが、既に何冊もレッスン書を出版しており、ソコソコに人気があるとの事。僕の周辺にも彼の本を買った人が数人存在する。
僕は一度、飛行機内のビデオで、坂田のレッスンを見た事がある。
バックスウィングで、クラブを真っ直ぐ引くんです。真っ直ぐ引くと真っ直ぐ飛ぶんです。」なる、言葉だけだと何となく「そうかなァ?!」と思うような理論を聞いて、早速実践してみたが、とんでもない失敗で、暫くの間ガタガタになってしまった事がある。
言葉巧みに商品を売りつけるのは香具師の特技であり、坂田は間違いなくゴルフレッスン界の香具師である。

僕にとっての珠玉のレッスン書は、20年以上前に出版された青木功の「脅威の寄せワンゴルフ」に尽きる。
僕は今でも大事に保存しており、時々読み返している。
お勧めの一冊です。