昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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エライこっちゃ!

つい先週、この二年間シャンクに悩むホームコースのハンディ2の達人と一緒にラウンドした。
彼は100~170ヤードの距離の全てを、奥さんから拝借した女性用ユーティリティを使用、「何とか誤魔化しながらスコアはまとめられるが、全く面白くない」と嘆いていた。
その時は彼に大いに同情、「実力があるから大丈夫ですよ」と励ましていたのだが.......

実は今週、エライ事になってしまった。
当方も宿痾の病、シャンク業が再発したのだ。
思い起こせば20年ほど前、新潟で顧客とゴルフの最中に、まさに突然シャンクが出てしまった。
ラフからのアイアンショットだったが、何となくバックスウィングがぎこちない。
それでも「エイヤ!」と振りぬいたのだが、その途端「グシャッ」とした手応えの悪さと共に、ボールが右側に飛び出していった。
それ以降、その日のアイアンは何を使ってもシャンクする。
しかも、9番でも5番でも何を使っても100ヤードしか飛ばない。
スコアも惨憺たるもので、すっかり自信を喪失してしまった。
立ち直るのに一年以上かかったと思う。
その後も10年ほど前に一度、やはりアイアンの当りが悪くなった事があったが、その時はゴロを打つ事に徹しながら誤魔化した。

そしてこの土曜日、会社の取引先との懇親ゴルフ。
午前中はショット好調、パターもソコソコで、オリンピックでも勝ち組のトップだった。
向かう所敵なしの感で、昼休みは特重鰻丼で精をつけ自信満々の後半戦となったが、午後に入って状況が一変、先ず10番、11番と続けてドライバーが右の林に。
更に悪い事に、二度とも松の上の乗っかってしまいロストボール扱い。
午前中は悉く決まった2mほどのパターが、今度は悉く外れ始めた。

イライラしながらの14番ホール、ドライバーは右ラフ、残り120ヤードのPWを「ナイスショット!」の積りが、バックスウィング時で20年前の違和感が再現、ミョーな胸騒ぎがする。
「儘ヨ!」と振り抜くと、いかにもシャンクのヘナヘナ当りで、スライスしながら右サブグリーンの更に右のガードバンカーへ。
次の15番パー5の三打目、やはり残り120ヤードPWが前ホールと全く同じシャンクで、右手前の池へ一直線。
この時は水切りショットでボールが飛び出してきたので、何とかボギーで済んだが、その後のアイアンは全く芯に当たらずゴルフにならない。
何とかホールアウトしたが、ショックのあまり来週の月例をキャンセル。
しばらくはクラブを握らず、精神修行に勤しむ事にした。

今回のシャンク病が重症でない事を祈るばかりだ。