昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフで、前の組に打ち込んでしまった!

最近は雨が多い。
こんなに雨が多い梅雨も最近では記憶にない。
僕のホームコースはメンバーの平均年齢は65歳、半分以上の人が既に定年を終えた人達なので、平日の来場者が結構多いらしい。(僕は、もう少しの間は現役なので土日しか行けない)
ところが今年は長雨の所為でなかなか平日にゴルフが出来ないものだから、少しでも天気がいい日となると、皆が一斉にゴルフ場に集まってくる。
昨日土曜日は朝から一日中曇りの天気予報だったので、ホームコーにスは多くのメンバーが押しかけていた。
本当にゴルフ好きな人達が多いクラブだ。

僕は9時20分スタート、実は三週間ぶりのゴルフで自信がもてない状態だった。
早速、朝一のドライバーで右に押出し木に当たり50ヤードしか飛ばなかったが、何とかごまかしてボギー発進。次の190ヤードのパー3でも打ち損いで140ヤードしか飛ばず、しかも3パットでダブルボギー。
ところが3番ホールのドライバーは突然の馬鹿当たりで、何と280ヤードも飛んでしまい、前の組で三打目を打とうとしていた人の真横を抜けて10ヤード以上前に着地。
あわてて、すっ飛んで行き、ひたすら謝った。
気持ちよく許してもらえたが、早朝から冷や汗をかいてしまった。

ゴルフでは、場合によっては死亡事故にすら繋がりかねないので、前の組への打ち込みは絶対厳禁である。
下手をすると、コースから除名されかねない。
分かっている積りだが、ごく稀に自分でも信じられないナイスショットが出るのが素人ゴルフの恐ろしさである。
最終ホールでキャディさんから「まだちょっと早いのでは」と注意されても、「大丈夫、大丈夫。まぐれは二度とないから」と気楽にドライバーを打ったら、またしても270ヤード以上の馬鹿当たりが出て、前の組のすぐ近くまで飛んでしまった。
この時は、辛うじて打ち込みにはならなかったが、これに懲りて以後厳しく用心する事を心に誓った(積り)。