昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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クールビズファッションはいい!

昨年からクールビズが本格化してきたが、当方は臍曲がりで少し意地になり、昨年の猛暑の中でもネクタイ着用で仕事をし続けた。
今年は、僕の周辺でボタンダウンに派手なチェック柄のワイシャツを着用する連中が更に増えてきている。
クールビズが完全に定着してきた。

我が社の室温は26度ほどに設定されている。
今年は昨年以上に暑い夏だった為、僕もついに固い決意を捨てクールビズワイシャツとズボンを着用してみた。
そして、一旦ノーネクタイで出勤したとたん、ネクタイで首を絞めていることは呼吸まで苦しくしており、二度と元に戻れない事に気づいた。
あわててクールビズファッションのボタンダウンワイシャツを6着、ズボンを3本買込み、今や従来の格好では夏を過ごせないほどに変わってしまった。
たまに海外からの賓客が来るとどうしても背広着用となるが、これが窮屈な事この上ない。
名古屋は、天下のトヨタの役員が率先してクールビズ積極推進派なので、顧客を訪問する方も受け入れる方もノーネクタイでの接客が当たり前になっている。

ところで、紳士の国イギリスでもクールビズが話題になっているらしい。
推進派は、日本の小泉首相が先頭になってクールビズを広めている事をアピールしているが、元来極めて保守的な国なので反対派も多く、イギリスにはクールビズなんて不要と主張し、その行方が注目されている。

中国やシンガポールでは、富の象徴として室温を18度に設定する為、背広を持っていないと寒くて風邪を引いてしまう。
僕の経験から言えば、湿気の多い日本で室温を高めに設定すれば、必然的にネクタイをはずして執務せざるを得ない。
よくよく考えれば、ネクタイなんか何の為に着用しているのか分からないまま、回りの習慣に流されて自らの首を締めていたような気がしてきた。
室温の高さが民度の高さに比例するとの意識改革が進めば、クールビズは世界的に広がるに違いない。