昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

蓮舫、国会でファッションショー

どうでもいい事のような気もするが、蓮舫が国会で仕出かしたファッションショーが話題になっている。
着用していた服が百万円以上もするブランド品だったとか、ポーズのとり方がモデル並みとか、まぁ、「出る杭は打たれる」の典型だろう。

国会で、勇んで蓮舫批判を買って出た片山さつきは、「次々と高価な服を着用する人に、事業仕分けで苦労している産業界の悲痛な叫びは聞こえるのか」と大見得を切った。
ところが三年前に自分も同じ様にファッション誌の写真撮影に応じていた事、着用していた服もかなり高価なものだった事が分かり、シドロモドロの対応をするおまけまでついてきた。

蓮舫は、「国民に政治に関して高いご関心を持って頂く為に、雑誌の取材に応えることは大切」と言い訳した。
もうチョット気の利いた説明は出来ないものか。
自分が事業仕分けの時に、こんなくだらない言い訳を聞いたら、間髪をいれず「政治への関心と国会のファッションショーに何の関連があるのか?」と突っ込むはずだ。
何より、こんな事を仕出かせば、必ず足元をすくうような勢力が登場し、あれこれイチャモンがつけられる事は火を見るより明らかなはずだ。
今回は、政敵自民党も人選を間違え、片山さつきという最悪の刺客を送り込んだ為に締りのない追求劇になったが、政治家として危機管理が全く出来ていない方がより重大だ。

女性の社会進出が期待されている現在、このお二方は国会議員にまで成り上り、その先端を走っているはずなのに、こんな体たらくでは、かえって足を引っ張る存在でしかない。

どう見ても、商魂丸出しのファッション雑誌の企画に対しても、賛成意見がある。
また蓮舫に対しても、「軽薄だ」との批判以外に、「歴史的建造物の国会を、もっと開かれたものにするべき!」とか「ファッションショーを開催するのもいいではないか!」と、期待したり応援している人達もいる。
早い話が、蓮舫が好きか嫌いかで評価が分かれてしまうものでしかない。

僕個人は、「自分は絶対に正しい」と思い込んだ人物、とりわけそれば女性の場合は、途端に生理的に拒絶反応が起きてしまう。
蓮舫はその典型であり、彼女が事業仕分けで発したあまりにも有名な、「何故一番でなければいけないのか、二番では駄目なのか?」発言を、その後「あれは誘導尋問だった」と醜く軌道修正した時から、「こんヲンナは絶対に信用できない」と固く信じているので、今回の出来事には絶対に反対派だ。

但し、政局に影響する等とは到底考えられないほどの瑣末な出来事でしかない。
こんな事に、国会で質疑の為の時間を費やすのは愚の骨頂だ。