昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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谷選手トレードと、出しゃばり過ぎの奥方

一昨日、香港から帰国した。

帰りの飛行機でスポーツ新聞を四部読みあげたが、そのほとんどは谷佳知手が巨人入りをトップ記事にしていた。
それはそれでいいのだが、全紙全く同じ調子で、「愛妻もまた全面支援」だの、「柔チャン、早く巨人愛に慣れてと愛のメッセージ」だの、例によって馬鹿馬鹿しい夫婦愛のストーリーとなっていた。

谷は、この二年間はやや不調だったが、野球界では(超一流ではないが)トップレベルの選手であり、彼のトレードだけでも充分ニュース価値があると思うのだが、オリンピックで金メダルを取った妻の話が付属していなければ読者の関心を引かないと判断されているようだ。

奥方の協力は、彼の野球人生でどれほど大きな影響力があるのだろうか?
この様な記事は、谷選手を馬鹿にしているだけでなく、全く噴飯物である。
夫婦で東京に移り住み、旦那は巨人で優勝を目指し、奥方はまたまたオリンピックで金メダルを狙うとの美談が作り上げられていた。

外様選手がで巨人で成功する例はほとんどない。
稀に成功しても、そのうちお邪魔虫扱いされ、またまたトレードされてしまっている。
あれほど大物だった張本も、清原も、落合も巨人で野球人生を全う出来なかった。
彼等に比べるとはるかに小物の谷選手が、果たしてどこまで巨人愛に慣れることが出来るのか、大変厳しい見込みとならざるを得ない。
オリックスは、盛りを過ぎた選手と、今後が期待出来る若手とのトレードで大儲けした気分だろう。
しかし、谷選手は、「今に見ていろ」と密かに闘志を燃やしているに違いない。
日本では暗いイメージのトレードが、双方にハッピーになる事を期待している。

それにしても、いつもでしゃばり気味の柔チャンに、「こんなに自分の旦那を軽んじたような取材を断れ!」と言いたくなるのは僕だけだろうか!?