昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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日刊スポーツに、馬鹿げた賭けゴルフ記事があった

機内で日刊スポーツを読んでいたら、「NEC部長ら61人賭けゴルフコンペ」なる記事があった。

《車内のゴルフ大会で1口200円で成績優秀者を予想させたとして、警視庁保安課は7日文教ソリューション事業部の部長(54)を含む社員43人と関連会社の社員18人の計61人を書類送検した。部長は「軽い気持ちでやっていたが、今思うと大変なことをしてしまった」と話している。調べでは昨年10~12月に3回開かれたゴルフ大会で、プレーヤー4人1組の枠に沸け、スコア合計が少ない枠を予想させる方式で、1口200円の賭博をした疑い。》

信じられない!

以前にも近鉄の社内コンペ資料がウィニーで流出し、「賭けゴルフの実態が明らかになった」と新聞沙汰になったが、はっきり言ってこんな程度で書類送検されるなら、日本中のゴルファーの大半が「御用!」になってしまう。
一口200円の予想が悪質な賭けゴルフとして摘発されねばならないのか?
日刊スポーツでは実業団対抗戦なども主催し、社内でもゴルフが大変盛んだと聞いているが、自分の会社では、一切社員が賭けゴルフをやっていないと言い切れるのか?
こんな程度の事で、ちょっと調べれば実名まで分かるような記事を書く必要があるのか?

NECの部長も、取材を受けたら「申し訳ない」と言わざるを得ないが、本心は「冗談じゃない!」だろう。
賭け金で言うなら、ゴルフの1口200円を予想より、毎晩全国津々浦々で行なわれている麻雀の方が遥かに大規模だし、パチンコの換金の方が悪質だ。
法律を額面どおりに適用したら、運転中、制限スピードを絶対にオーバーしないなんてありえないのだから、車の運転すら出来ない。

要は程度問題なのだ。
誰にも迷惑をかけない、当事者間のホンのちょっとした刺激用の遊びを書類送検した警視庁保安課も、それを全国紙で記事にした日刊スポーツも、とんでもない石頭野郎だ。