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頑張れ宮崎県!ゴルフコンペ

超有名女子プロゴルファーは、現在宮崎県に居を構えている。
その宮崎県は、口蹄疫鳥インフルエンザ発生で大きなダメージを受けていた。
更に新燃岳の爆発まで加わり、踏んだり蹴ったりの状況になっている。
彼女は、自分が住む宮崎県へのボランティアで、1千万円を寄付したらしい。
その彼女の心意気に感じた有志が、宮崎県でゴルフコンペを開催した。
当方は、渡世の義理もあり、勇躍関東から参戦することに相成った。

前夜祭は、宮崎県一と言われる豪華ホテルで開催。
何とそこに、超有名女子プロの一族郎党も参加した。
主催者からは、「写真撮影、サイン、握手等は厳に慎んでください」と通達されるが、酒が入ってくるとゾロゾロと彼女の近くに人が集まり、パチパチ写真を撮り始める。
中には、厚かましく話しかける不届き者まで現れる。
彼女は健気にも、その都度笑顔を作るが、内心はウンザリだろう。

翌日は、参加者113名の大コンペ
来週からトーナメントに参加する彼女は、パー3のニアピンコンテストだけに参加。
各パーティーが到着すると、先ずは笑顔で記念写真。
続いて模範演技のショットを披露。
彼女より遠くにオンした場合は、チャリティ千円。
もし万一、彼女よりも近かった場合は、彼女が使ったボールを記念に貰える。
結果として、10万円以上のチャリティ基金が集まった。
また現在も募集中の義捐金は、およそ140社から既に5百万円が集まり、コンペ終了後に宮崎県に目録が渡された。

このコンペが行われた宮崎カントリーは、例年女子プロトーナメントの最終戦リコーカップが開催される。
最終18番は、不動プロまさかの3パットで古閑美保が涙の賞金女王になったり、某超有名女子プロも、この練習グリーンで自分が賞金女王になったと知らされ、泣き崩れた事で有名だ。
当方、このゴルフ場では、38年振りにプレイだったが、1番ホールはチャンと覚えていた。
スコアの方は、バーディを2個もとったが、3パットも5回。
高麗グリーンの目の強さに、泣かされっ放しのラウンドだった。
結果として、ダブルペリアの順位決定では何の賞にも絡まなかったが、特別賞の抽選で超有名プロのパパ賞を引き当てたので、「転んでも只では起きないヤツ」と悪評芬々だった。

日本人は、チャリティ精神に欠けると言われる。
確かに、日本には大金持ちは少ないし、税制面での優遇策も遅れている。
寄付すると、逆に胡散臭いヤツと見られる事もあるくらいだ。
しかし、地元の為にと大枚をはたくこの超名女子プロの存在や、その影響を受け「我が社もその一翼を」と申し出る企業も登場してきた。
当方も、ゴルフを通して社会貢献ができれば、こんなに嬉しい事はない。