昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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雨、大雨、豪雨

金曜日から雨が降っている。
実はこの金曜日、会社時代の大先輩からゴルフに誘われていた。
昨年も誘われたのだが、当時は現役社員だったので日程の都合がつかなかった。
毎年、この先輩を囲んだミニコンペを開催されていたらしいが、そのゴルフ場が当方が利用していた沿線の遥か先にある。
尊敬する大先輩は、「君の家からは便利だろうから」と誘ってくれた。
実際は我が家からでもかなりの距離があるが、それでも気にかけてくれる先輩の気持ちが嬉しい。
今年は晴れてリタイア生活突入なので、24/7で時間がある。
喜んで参加すると連絡し、楽しみにしていた。

ところがあいにく、この天気!
何と、この日から梅雨の入り宣言。
しかもこの季節には珍しい大雨予報で、警報まで発令される有様。
雨でゴルフ中止なんてとんでもないとの意見もあろうが、参加するメンバーの大半は70歳代。
何せ、当方が一番の若手なのだから、無理は禁物。
結局は前夜には、中止決定となった。

今回の雨量は、半端ではない。
就寝中枕元に置いていたスマホに、我が地方の大雨警報が三度も流れていた。
この二日間で、例年の6月一か月分以上が記録されたようだ。
ウォーキングの途中で川沿いを歩くが、いつもに比べ水位嵩が1m以上も高い。
濁流が渦巻くように流れている。
しかも当分は、雨が降り続くようだ。
災害すら懸念される。
我が家の近所は、過去に度々水害に遭遇しているので、他人事ではない。

とは言っても、僕は昔から雨の日は嫌いではない。
無論、雨の中を歩き回るのは億劫だが、部屋から見る雨模様は風情があって好きだ。
全面的に、且つ時間を掛けて降る雨は、植物にとっては最大の栄養源だ。
植物は雨を全身に受けると、一気に生き返る。
いくら丁寧に水遣りをやっても、自然の雨には絶対に適わない。
それは、鉢を持ち上げてみると一目瞭然で、雨降り後の鉢は水をたっぷりと含んで、ズッシリと重くなる。
人間も植物も、水がなければ生きていけない。
雨は、文字通り自然からの恵みだ。

♪雨雨降れ降れ、母さんが、
♪蛇の目でお迎え、嬉しいな、
♪ピッチピッチ、チャップチャップ、ランランラン。
そんな小学校唱歌を思い出しながら、降りやまない雨空を見上げている。