昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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アメリカの飛行機会社はひどいの巻

顧客とのパワーランチを終え、15:55発の飛行機に乗る為空港へ向かった。
ホテルリムジンの運転手が便名を聞くので、「これこれ」と答えると何やら調べ始め、「Sir,この便は2時間遅れ」と教えてくれた。
アメリカだもん。これ位まぁ仕方がないか」とチェックイン手続きを終え、ゲートにたどりつくまでの間に出発は更に3時間半遅れとなっている。
これまた仕方がないと思っていたら、そのうち4時間遅れの表示。
いい加減頭に来たが、何とか夜の予定を変更できたのでそのまま待機することにした。
ところが、それから少し経ったら2時間半遅れに短縮されたので、また夜の予定をぶり返し一同大喜びとなったのだが・・・・・・
30分もしない内に今度は6時間遅れの表示となった。
さすがに頭に血が上り、キャンセルすることになったが、ゲート前のほぼ全員が同じ行動になるものだからサービスカウンターが長蛇の列となる。
アメリカ人はこのような時、文句も言わずひたすら自分の番が来るまで待っている。
そして飛行機会社事務員の処理能力は恐ろしいほどに遅い。
まず一人を処理し終えるのに絶対に30分以上必要とする。
待つこと一時間半、やっと我々の番となったが、相手の男性が全く話にならない。
ところが掲示板がまた変わり3時間半遅れの7時20分に出発となっていることが分かったので、ワァワァ抗議したら、「この飛行機は五分前にキャンセルになった」と言い出した。
「馬鹿なこと言っちゃいかんよ、もうすぐ出発となっているヂャナイカ!」と言うと、「モニターを信じてはいけない」と言い返す。
自分の会社の「モニター表示は信じるな。とにかくキャンセルだ」とは全くひどい話である。
「では、金を返せ!」と詰め寄ると、「このチケットは払い戻しが出来ない」とヌカす。
「アホ言え、これはレッキとした正規料金のチケットだ」と怒鳴り返すと、しぶしぶ何とか払い戻しの手続きをとった。
そしてこの手続きが完了するのに30分以上は悠にかかる。
彼らは何か注文をつけられると、全く無口になり、しばらくキーボードをたたき続け、決まって「I’m sorry」と返事して、こちらの希望が一度で通ることは絶対にありえない。
また大声で注文をつけると、またもじっとキーボードをにらみ続け「I’m sorry」と返事する。
このことの繰り返しで時間が過ぎていく。
全く頭の悪い連中だと痛感してしまう。
我が同僚の話では、頭のいい奴はエリート業務をこなしているので、カウンターにいるのは基本的に出来の悪い連中ばかりらしい。
そして彼らは考える事を一切放棄し、誰かに指示されないとどうしていいのか分からない為、トラブルに直面するとじっと立ち尽くしてしまうとの事。
また一度に二つのことを要求されると、これまたパニックに陥るらしい。
我が同僚は、「Go to Chapter11.」と最大級の罵声を浴びせていた。(但し、小さな声で)
なるほどと痛感した。