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花田勝氏の離婚

「元若乃花」「お兄ちゃん」事、花田勝氏の離婚が報じられた。

彼は一般的には、我儘な弟をかばい続けた人柄の良さを噂され、結婚後四人の子供に恵まれた子煩悩のパパのイメージだった。
しかし、相撲界の裏情報では決して良い評判ばかりではない。
弟の貴乃花が、「若乃花の相撲にかける姿勢に疑問を持つ」とコメントしたことから、兄弟の確執が表面化したように、相撲取りの間では若乃花の相撲振りには批判があった。
相撲取りとしては体格に恵まれていなかったので、勝つために知恵として身に着けたのかもしれないが、現役時代の彼は、ジラシたり、早く突っかけたり、とにかく絶対に立会いで相手にあわせようとはしなかった。
最高位横綱にまで上り詰めたのだから、才能はあったのだろうが、結局は横綱として負け越すなど、満足な成績を上げることが出来ず2000年に短命横綱で引退した。

引退後は、実業家として食品のチェーン店経営には成功したようだが、スポーツキャスターとしては、機転が利いた話題提供が出来ず、いつの間にかほとんどお呼びがかからなくなっている。
日本テレビの肝いりで、数ヶ月もかけてNFL入りを目指した企画があったが、世界最高峰のNFLを目指すにしては、真面目に真摯に努力したとも思えない放送が繰り返され、何をやってもうまくいかず、これも企画倒れで終わったが、この時に、弟貴乃花が指摘した「相撲に取り組む姿勢が不真面目」の一端を見られた。

家庭生活では、彼の女性問題から離婚が秒読みと、常に家庭不和が噂されてきたが、ついにそれが現実になった。

仲が良かった兄弟が、史上初めて兄弟横綱と相撲界の頂点を極めた後すっかり仲違いし、見苦しいほどの骨肉の争いになった時は、花田勝氏は善玉の役で、大半は弟に批判的だった。
しかし、相撲に全精力を傾けていたのは生き方が不器用な弟貴乃花の方だった事は、その後だんだん分かってきている。

「お兄ちゃん」は、見た目と違い、なかなかの曲者らしい。