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尾崎将司の深ィイ言葉

長年にわたって日本のゴルフ界を牽引したジャンボ尾崎こと、尾崎将司
その彼が先週、石川遼とプレイした時の言葉。
「ゴルフに関しては何も言う事はない」
それはそうだろう。
石川遼はノーボギーで10アンダーの62。
尾崎将司はイーブンパー。
まさに昇り竜の石川遼と、坐骨神経痛に苦しみラウンド中にも椅子を手放せない尾崎将司では、現時点ではゴルフに関しては勝負にならない。
そこで尾崎将司は、「一言、オンナには気をつけろ」と忠告。
如才ない石川遼は、「中嶋さんにも言われました」と答えて大爆笑。
恐らくは、世界中で大注目されているタイガー・ウッズの醜態を皮肉ったつもりだろうが、尾崎将司が言うと深ィイ言葉になる。

確か尾崎将司は2005年に民事再生法の適用を受けている。
自身のゴルフ場開発やクラブ作り失敗が原因とされているが、奥方の不動産投資失敗も大きな負債となったはずだ。
その結果、離婚する事態となったと記憶している。
一方の中嶋常幸は、父親の反対を押し切りクリスチャンの奥さんを娶り、精神的にも安定し、その後のツァーで大活躍した。

石川遼に「女に気をつけろ」と同じ事を言っても、内容には大変な差がある。

好漢石川遼には、今から様々な誘惑が待ち受けるだろう。
父親の監督下では問題は発生しないだろうが、ある時期になれば父親離れは必至だ。
またそうでなければ、いつまでも「遼クン」でしかない。
自立した石川遼が存在感を増すほどに、リスクも比例して大きくなる。

尾崎将司のケースだって、金も腕も超一流だった彼に、胡散臭く如何わしい連中が群がった為に人生が変わってしまったものだ。
また全盛時代の尾崎将司には、ジャンボ軍団と称する取り巻きが多数存在した。
しかし今や、石川遼が師匠と慕う以外には、活発な動きが聞こえてこない。
勝負の世界では、勝ってこそ官軍のようだ。

尾崎、中嶋、青木、そして杉原までが、石川遼の後見人になりたがっている。
石川遼は、尾崎将司の「実体験に基づく魂の忠告」をどう聞くのだろうか、はたまた結婚生活の成功者中嶋常幸をどう見るのだろうか?
来年の石川遼は、ゴルフ以外の活躍にも注目!