昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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冬のゴルフはファッションから

寒い!
誰だ、地球温暖化なんて騒いでいた奴は?
最近では、地球はむしろ寒冷化しているとの説が有力になっているが、氷河期のように寒くなると瞬時に生物が消滅する恐れがある。
鳩山首相のCO2の国際公約25%削減は国内では賛否両論で大騒ぎになったが、ひょっとして寒冷化を遅らせる為に取りやめになるかもしれない。

そんな仰々しい事はどうでもよくて、当方どんなに寒くても休みになるとゴルフに出かけている。
しかし寒さは元々苦手な上に、段々年寄りになってきたので寒さ対策の為の冬場のファッションに気をつけるようになった。
知人に聞くと、ユニクロの「ヒートテック」は安くて効果抜群との事。
ところが大人気の為、売り切れ続出でなかなか買えない。
そこで、ちょいと高いが大枚1万円強をはたいて、ミズノの「バイオギア」のハイネック長袖とタイツを購入した。

これは暖かい。
着用すると上下黒ずくめになり、スピード社の水着か機動戦士ガンダムモビルスーツのように見えて、なかなかカッコ良い。
タイツなんて見方によっては股引みたいなものだが、最近のハイテク技術で作りだされた物は、材質と言い形状と言い昔のイメージではない。
このバイオギアに、上はお気に入りカステルバジャックのハイネックセーター、下は革のズボンを重ね着し、帽子はMCMの塩ビ製となると、風を通さないのでほとんど寒さを感じない。

ただ、トイレが困る。
ピッチリと体を締め付けているので、その気になった時なかなか目的物が見つかりにくい。
トイレに駆け込み、慌ててズボン一式をズリ下ろす事になってしまう。
また暖房が利いたクラブハウス内では、むしろ汗をかくほどだ。
それ以外は、まるで快適。
もはや冬のゴルフが楽しみだ。

と言う事で、どんなに寒くても1月は既に三回もゴルフに出かけた。
ただ日の当らないフェアウェイやグリーンは、あまりの寒さで凍りついている。
だからやたらと飛距離が出たり、グリーンに落下したボールが異常に撥ね飛んでしまう。
また冬場は太陽の位置が低いので、逆光に入るとボールが見えなくなる。
それなりのいい当たりだったのにボールの行方を全く見失い、ロストになってしまった事もある。

冬のゴルフは、いくらウェアに凝っても、スコアの方はなかなか纏まらない。