昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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寒ッ!

昨年の夏は、異常に暑かった。
ゴルフの時には、熱中症で死ぬかもしれない程の暑さだった。
その時には、地球温暖化の影響だとの見方が一般的だった。
確かに11月まではなかなか寒くならず、「今年は暖冬に違いないと」、その説も宜なるかなとの説得力があったが、12月の途中から猛烈に寒くなった。

何もかもCO2の所為にしてエラク心配しているが、実際の所は、夏は暑く冬が寒いのは自然の摂理に合っているのではないだろうか。
世界中でも、ヨーロッパもアメリカも大雪が降っているくらいだから、北半球の上半分は地球規模で寒い冬なのだろう。

暑いと、寝ているのが嫌なので早朝から起き出すが、余りに寒いと、布団から出るのが辛い。
勢い、ゴルフに行く気もなくなる。
その所為か、最近は休みの日はすっかり家に籠りっ放し。
冬は、全く運動不足になる。

しかし、当方が生活する関東の冬を、「寒い」と文句を言うのは贅沢過ぎる。
世界中で一般的な冬は、暗くドンヨリと曇った空からショボクてしけた雨が降っているか、はたまた深々と雪が降っているイメージだが、関東地区では見事な青空天気が続く。
些か乾燥が過ぎる感、無きにしも非ずだが、どんなに寒くてもマイナス10度程度で、太陽が現れる昼間は、逆にプラス10度程度の暖かささえある。

風は冷たいが、見方によっては清々しい。
要は、世界的にも珍しい程、晴れやかな冬なのだ。
但し、日本海側の冬は重たい。
今年もまた、当たり一面豪雪で、灰色一色。
しかも、止め処なく雪が降り続くので、実に湿っぽい。
太平洋側と日本海側でこんなに気候が違うと、そこに住む人の人生観も違ってしまうだろう。
新潟が、一世を風靡した政治家、田中角栄を輩出したのも必然の様な気がする。

だから関東地方の住民は、こんなに恵まれた冬に感謝するべきであり、間違っても寒さに文句を言ってはいけない
とは言うものの、やはり寒いと、暖房の効いた部屋で、ミカンを食べながらテレビを見ているに限る。
暫くは、冬眠生活を続けよう。