昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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鳩山首相最後の見せ場!

沖縄問題で、ミソをつけっぱなしの鳩山由紀夫
一国の総理大臣として、威厳も貫録もなければ、国民からの信頼感もない。
「こんなひどい総理大臣なんて初めて」と言いたい所だが、実はデジャブ。
政党こそ違うが、自民党政権末期に三代続いた軽薄総理大臣とまるで同じだ。

馬鹿げ過ぎて笑えないのが、鳩山と沖縄仲井真知事との会談での一コマ。
鳩山は、まるで自民党と同じ先祖返り案を持って、沖縄に謝罪と説明に出かけた。
当然、沖縄県民から猛反発を受ける。
それまで「最低でも県外」と見栄を切ってきたので、流石に少しは後ろめたさがあったのだろう。
「米軍基地は辺野古しかないが、負担軽減を検討する」と、更に恥の上塗り発言を繰り返した。
そこで、仲井真知事から「何か具体策がおありですか?」と質問された時、鳩山は「はい、おありで」と答えた。

これが、日本を代表する総理大臣の発言だろうか。
単に丁寧に答えればよいものではなく、むしろ頭に「馬鹿」がつくような喋り方だ。
何かにつけ、慇懃過ぎる受け答えに終始する鳩山だが、ありもしない自分の具体策を「おありになる」とは、低次元の素人漫才以下だろう。

きっと人柄はいいに違いない。
一時的には、本気で沖縄から米軍基地を撤去しようと考えたのだろう。
最低でも県外」発言は現実味がなかったが、彼なりの政治思想と使命感から出たものだろう。
しかしその挙句が、「学べば学ぶほど(米軍の)抑止力の重要性を知る事になった」では、期待していた沖縄県民は浮かばれない。

ここまでこの問題を混乱させてしまった以上、坊主懺悔するしかないのに、「今回の案は現行案とは違う」と、鳩山の往生際の悪さも際立ってきた。
また鳩山を支持すると称している川内民主党議員は、今回の鳩山案に反対し県外移転の署名活動を開始した。
鳩山が沖縄に出かけ現地で罵倒されながらも、忍びがたき恥を忍んでまで、それまでの主張を一大転換させたのに、今度は身内の議員が反対の署名活動をする。
もはや民主党は、一般ウケを狙い、単に選挙で勝つ事だけが目的の野合集団でしかない。
これでは今夏の参議院選挙では、民主党は大敗するに違いない。
結論として、昨年鳴り物入り政権交代を果たした民主党だが、その能力がなかったと言う事だろう。

であれば鳩山さん、頂点を極めた後の引き際こそ、貴殿に残された唯一の見せ場ですぞ!
民主党が駄目なのはわかったが、とは言うものの、では次はどこに投票すればいいのだろう。
難しい問題だナァ。