昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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エルビス・プレスリーの故郷メンフィス

5月第一週はニューヨークにいた。
5月末の現在、メンフィスにいる。
前回は愛妻と一緒の観光旅行だったが、今回の目的は厳しいビジネス交渉。
緊張度、ストレスがまるで違う。

26日の昼頃成田を飛び立ち、シカゴに到着したのはほぼ12時間後なので日本なら深夜。
さすがに眠いが、2時間後にローカル線でメンフィスへ行かなければならない。
地上係員の要領がけたたましく悪いアメリカでは、乗継ぎで2時間しか余裕がないのはかなり厳しい。
過去に何度も経験したので、会社に頼んでビジネスクラスを予約しておいた。
ところが、肝心のビジネスクラスのチェックインカウンターに係員がいない。
待てど暮らせど誰も現れないので、やむなくエコノミークラスの列に並ぶ事になってしまったが、結局は今回もまた、一人の乗客の手続きに延々と時間がかかり、イライラして待つ事になった。

午後3時頃、メンフィス空港に到着。
「緑が多い」といえば聞こえがいいが、要は大変な田舎町で、気温は28度とかなり暑い。
客が用意てくれた、空港からタクシーで20分程のおんぼろホテル周辺には、レストランのような気の利いた店は皆無。
どうしたものかと不安になったが、受付のアンチャンが、「このホテルでは夕食、朝食ともタダ」だという。
但し夕食は5時~7時までと、何とも中途半端な時間帯。
部屋で一眠り後に出かけると、「こんなの、金を取れないだろう」みたいな料理が数種類並んでいる。
マァ、長旅で疲れた身には、食べた後のどが渇き続けるほど塩分タップリのスープとハム入りサラダは何とか食べる事ができた。

メンフィス最初の日は、本来なら、エルビス・プレスリーにまつわる名所旧跡を観光したいのだが、明日の仕事の為には、時差ボケ対策でひたすら寝る事が重要だ。
テレビではヤンキース対ツインズの野球中継中。
外はもう夜の8時を過ぎたというのに、依然として明るい。
という事で、最近は日本でもたびたび犯罪にも使われている、睡眠誘発剤を呑んで寝る事にしよう。