昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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岡田克也、恥を知れ!

さすがに菅直人の陰謀も、その余りの鉄面皮が明らかになるにつれ、野党だけでなく与党内からも大ブーイングに晒され、とうとうご臨終を向かえそうだ。
当たり前だろう。
一国を代表する総理大臣が、客観的に見れば、密室内とは言え延命の為に約束したに違いない事を「そんな事はなかった」と大嘘を着いたのだから。
誰からも信用されなくなるし、そんな総理大臣が長く居座る事が許されるはずがない。
菅直人は、8月と言わず即刻退場して欲しいし、総理大臣だけでなく国会議員すら値しない。

もう一人、即刻その任をやめて欲しいオトコがいる。
民主党幹事長、岡田克也だ。
トップの総理大臣に続くナンバー2で、選挙対策を一身に担う大変な重職にいる。
しかし、現在は岡田克也の評判は、菅直人に匹敵するほど散々だ。
従来から、「融通の利かない原理主義者」と言われてきた。
特に菅政権が、人気浮揚の為に同志だった小沢一郎の切捨て路線を採った時、その尖兵役となった為、気苦労からか人相が異様になってしまった。
見るからに不気味な表情と目つきの悪さ、感情の起伏のない喋り方をするので、ついたあだ名は「ロボコップ」はまだ良い方で、「フランケン岡田」。

ただ、この間の民主党内憤劇で、その心の狭さや融通の利かなさは満天下に知れ渡った。
とりわけ、自分への批判野次に対して「今、野次ったヤツは立て!」と、国会議員の先生を、小学校の悪ガキのように扱い、その稚拙な対応が笑い者になった。
前原誠二とは、菅直人の跡目を巡ってのライバル関係で、双方のシンパが足を引っ張り合う、権力志向的な部分を見せた。
何よりも、総理大臣菅直人を守る為の行動、発言は常識の域を遥かに超えていた。
内閣不信任案を検討していた民主党議員に対して、自民党を離脱して宮沢喜一内閣不信任案に同意した時の自分とは、覚悟の程とは違うと牽制した。
しかし実は、彼が自民党を離脱したのは不信任案成立の後で、造反の時は自民党籍のままだった事は頬被りのご都合主義発言だった。

それでも次第に、菅への不信任案の動きが高まると、ヒステリックに厳罰処分発言を連発。
必死の工作でやっとの事で不信任を回避した直後にも、棄権や欠席議員への処罰を口にする。
菅直人の指令だったらしいが、それにしても状況が読めていない。
「水清ければ魚住まず」
この手の輩は、稀に我々の周囲にも存在するが、付き合いにくい事、この上ない。
なまじっか正義心が強いものだから、いつも自分の意見だけガ正しいかの正論をぶつ。
「世の中、そんなに単純ではない」と思っても、全く通じない。
誰も納得していないので、リーダーとして尊敬を集める事はない。
岡田克也が、民主党代表戦で、菅直人にも鳩山由紀夫に負けたのも偶然ではないし、棚ボタ代表の時、自民党小泉純一郎に大敗したのも、彼自身の人徳の無さに起因する。
こんな政治家はいらないと思うが、汚れ作業の掃除人としては適任らしく、民主党に思わしくない事が起きると、取り敢えずは責任者の一端を担ってきた。
但し彼の本質は、絶対にトップの器ではない。

史上最悪総理大臣菅直人は、その地位を守る為だったら何でもありの無茶苦茶政治が続けてきたが、今回不信任案をかわしきれないと見ると、「そのうちに若い人に譲って」といい加減な言い訳で延命した。
その菅直人が考えている後継者、若い人とは岡田克也だったらしい。
さすがに似たモノ同士の嫌われコンビだが、狭量極まりない岡田克也菅直人に劣るとも勝らない政治家でしかない。
不信任案が否決した直後の岡田克也は、「(辞任するとの)そんな約束はない」と言い切った。
菅直人の延命を、本人に成り代わって宣言した。
一日経って形勢が悪化すると、「長く続ける積りはないと思う」と変身してしまった。
原理主義者なら、自分の発言に責任を持って欲しいものだ。

恥を知れ、岡田克也
一連の行状から、岡田克也が総理大臣になる事は努々ないとは思うが、まかり間違ってそんな事態にでもなれば、菅直人時代よりも良くなる事は絶対にないと保証できる。
こんな程度が総理大臣候補の一人だったとは、民主党の闇は深く、日本の将来は限りなく危うい。