昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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老いらくの恋のゴルフ(続編)

先だって、ホームコースで噂の「老いらくの恋」二人組と一緒した。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/61060750.html
男性のハンサム氏は、コースでも超トップクラスの実力者。
傍に寄り添う女性は、いつも笑顔の元美人。
改めて、「確かこの二人、確かに仲がいい」と感じた。

恐らく元美人の旦那さんが存命なら、間違いなく焼き餅を焼くだろう。
ハンサム氏の奥方が見たら、心穏やかではないだろう。
ハンサム氏はプレイの間中、献身的にラフで元美人のボールを捜し、ショットの後には「○○(ここは名前を呼び捨て)、体の向きがおかしいヨ」とか、細かいアドバイスを送る。
元美人はその度に、「そう?」と嬉しそうに答えながらプレイする。

極めつけは昼食時のやり取り。
着替えでやや遅れてきた元美人は、ざるうどん定食。
ところが、先に冷やし中華を注文していたハンサム氏に、「Mさん、自分だけ冷やし中華なんてずるい」と甘え出した。
メニューで冷やし中華を見損なったので、アドバイスしてくれなかった事への抗議のようだ。
「いつもなら何を頼んだのか聞くけど、今日に限って忘れたので冷やし中華が食べられなかった」と、まるで何十年も前の乙女のように拗ねている。
ハンサム氏は、「そんな事言ったって、メニューの真ん中にチャンと冷やし中華ってあるヨ」と、困惑気だが楽しそう。
挙句は、「Mさん、私のおイナリさん、食べて。ワタシいらないから」だって。
ハンサム氏は、当たり前におイナリさんをパクリ。

どう見ても度を越した仲の良さで、評判になるのも宜なるかなの雰囲気を醸し出している。
但し不快感が全くないのは、二人のあけすけとした態度と、二人の人柄だろう。
もはや色恋沙汰は「卒業」の当方、別段羨ましいわけではない。
成程、年をとった後のゴルフには、こんな楽しみ方があるのだと改めて実感。

二人の仲の良さに触発されたわけではないが、ゴルフは久しぶりに手応えあり。
午前中は、わずか50cm以下のパットを二つも外して6オーバー。
一念発起で昼休みにパター練習し、「108回目の開眼」。
午後は、3バーディーでパープレイ。
特に最終ホールのアイアンショットはピン根元を直撃し、手前50cmの着地し楽々バーディー。
ゴルフは、ドライバー、アイアン、アプローチ、パターの組合せだが、後がしっかりする程スコアは良くなる。
これで「一年以上続いたスランプ脱出間近」と、意気揚々と帰路に就いた。
我ながら単純なものだ。