昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフに於ける「刻む勇気」

当方、年恰好こそ「ジャッカン」違うが、醸し出す雰囲気や顔つきが、今売出し中で人気抜群、ついでに実力もピカ一の石川遼に似ている
......なんて事、言われたわけではないが、自分ではそう思っている。

そして、姿形よりももっと似ているのが、ゴルフにおける挑戦的姿勢だ。
例えば、林の中にボールが入ったとしよう。
先だって、フェニックストーナメントの石川遼と同じように、わずかな隙間があれば迷わず一直線の脱出を図る。
例えば、グリーン手前に超難関なハザードが待ち構えていても、必ずグリーンまで届くクラブを選択する。
どうマグレショットが出ても、グリーンに届かない距離が残ったとしても、一番距離の出るクラブで可能な限り近くまで飛ばそうと考える。

我が辞書に「刻む」と言う文字はない。

ただ結果の方は、石川遼とは「ジャッカン」の違いが発生する。
多くの場合、後悔先に立たず!
一打はおろか数打無駄にするケースがほとんどだが、極々稀に成功した快感が忘れられないので、常に無謀なチャレンジを続けている。

対極に、やや古い話になるが、中部銀次郎大先生がいる。
この人の本を読むと、「自分は林から一発で脱出できなかった事がない」と書いている。
「嫌みかぁ?」と思うと、「林に打った時点で既に1ペナルティを覚悟するべき。自分は絶対に脱出できる所にしか打たない」と、種明かしが続く。

あらゆるアマチュアトーナメントを勝ちまくり、プロより強いアマチュアと賞賛された人だけに、さすがに言う事が奥深い。
こんな人に掛かると、強欲極まりない年寄り「イシカワリョウ」は、爪の垢でも煎じて飲まなければならない。
しかし中部大先生を、人間が出来ていると評するか、はたまたまるで面白味がない、詰まらんオッサンと見るかは主観による。

私ァ、中部大先生のように、ひたすら隠忍自重する道を選び、老成したゴルフで良いスコアを出すなんぞ、考えたくもない。
常に、狙いはバーディー、最悪でもパー!
ミスショットは、必ず責任転嫁!
例えスコアが悪くても、何の根拠もないが「次は絶対に上手くいくはず!」と信じている。
今までがそんなゴルファー道だったし、今からも同じ道ををまっしぐら!
そう思っています。