昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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沖縄でのゴルフリベンジ大作戦

昨年末、沖縄でのゴルフは強烈な風に見舞われ、散々な出来だった。
梅雨も明けた7月、前回のリベンジを思い立ち、勇んで沖縄を目指した。

メンバーは前回と一緒、現地の社長さんと会食しながら、「人口140万人しかいない沖縄から、何故有名ゴルファーや芸能人が輩出されるのか?」のかを、更に深く深く検証することとなった。
会食場所の小料理屋に、宮里美香の生写真がある。
聞くと、同じビルの4Fに、彼女の親父さんが経営している飲み屋があったらしい。
シーズンオフには彼女も店を手伝っていたらしいが、国際的にも有名プロになったので、どうやら世間体を気にして店をたたんだ由。
時あたかも、その彼女が全米女子オープンで7位に入賞。
あんな小柄な女性が世界に通用するなんて、沖縄出身者には何か秘められたエネルギーがあるに違いない。

人口が5千万人もいない韓国からも、男女ともに世界でもトップクラスのゴルファーがウヨウヨ出てくるし、日本のバアサンやアホ若者たちが熱中して群がる韓流芸人も、次々とデビューしてくる。
沖縄と韓国にはハングリー精神ならぬ、ハングル精神が満ち溢れているとの結論で、前夜祭はシャンシャンとなった。

ところで肝心の天気の方だが、日本で唯一梅雨が明けているはずなのに、沖縄だけは雨模様。
テレビで翌日の天気予報を見ると、日本全国晴れ予想なのに、沖縄だけがやはり雨。
それでも「そんな馬鹿なことはない。翌日は晴れるに違いない」と、超楽観論で酒を飲む。
すっかり酩酊して、ホテルに帰還後すぐに就寝。
念のため、翌朝もう一度テレビの天気予報を確認すると、東京の女子アナが「皆さん、今日は洗濯日和です」と喋っているのに、沖縄は朝からジャバジャバと雨が降っている。

ゴルフ場に向かうにつれて、空は真っ暗になり、雨脚が更に強まる。
ゴルフ場に着くと、篠つく勢いで豪雨が降り注いでいるために、先行の組がスタートできない。
これは中止を覚悟して朝食を食べていると、30分ほど遅れて沖縄の社長さんが到着した。
不安気に先行きの天気を聞くと、何を根拠にしているのか不明だが、「大丈夫、まもなく晴れる」と安請け合いする。
すると社長の気合が利いたのか、アラ不思議、スタート時間の頃には完全に曇天微風の、むしろ絶好のゴルフ日和となった。
途端に、「僕は晴れオトコ」と自称する輩が複数登場する。(恥ずかしながら、当方もその一人)

こうなると空模様は言い訳に出来ない。
心を新たに、一番ホールのドライバーがソコソコの当たりで、パースタート。
「今日は全ホール、パーかな」と妄想するや否や、すぐにダブルボギーが出るのが素人ゴルフだ。
OBもあり、バーディーもありで午前中は41、午後は46なので、スコアとしては良くも悪くもない。

「リベンジを果たした」には程遠いが、大雨を覚悟していたのに、気分よくゴルフが出来たことがうれしい。
「では次回は秋口に」と、ちゃっかり次の沖縄出張まで決めてしまった。
こんな仕事ぶりでは、出張と胸を張るのは大いに気が引けるが、沖縄行きは楽しい旅だナァ。