昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

一カ月ぶりのゴルフ

丸々一カ月ぶりにゴルフに出かけた。

2月初旬、膝痛の為に月例エントリーを取り消したのがケチのつき始め。
続いて、楽しみにしていたゴルフ付き中国出張が、地震の影響で取りやめになった。
19日は、気の置けない仲間との親睦ゴルフの予定だったが、皆の衆がコースまでの交通手段の目処が立たず、泣きの涙でキャンセル。
その後も、体調だけでなく、チョー寒かったので、全くゴルフをする気にならなかった。
そんなこんなで、一カ月間ゴルフをしなかった。
当方、物心ついて以来、と言うと大袈裟だが、これ程長期に亘ってゴルフをしなかった事は記憶にない。
しかも、いつもクラブはコースに置きっ放しなので、単にプレイをしなかっただけでなく、文字通りゴルフクラブを握る事もなかった。
しかし月末には名古屋地区で顧客とのゴルフがあり、これは渡世の義理で、少々無理しても赴かないといけない。
その為、クラブを引き取るついでに、一カ月ぶりにゴルフをする事にした。

未曽有の災厄で世の中大混乱だったが、地震発生以降二週間が経過すると電車もほぼ回復したし、ガソリン不足も解消され始めた。
何より家でテレビを見ていても、同じような番組ばかりだし、コマーシャルまで変化がない。
いつもに比べると圧倒的に少ないが、それでも家でゴロゴロは限界のメンバーがホームコースに集まっている。
中には一週間前もプレイした猛者がいた。
「前も後ろも誰もいない、超一流ゴルフコースみたいだった」らしいがそれもそのはず、客はわずか五組だけ。
ところがクラブハウスの食堂はシャンデリアが曲がっているので、コンペルームで食事しないといけない。
さすがにその時は、「ゴルフなんかしていていいのだろうか」と反省気分になったらしい。

久し振りのゴルフなので、果たしてどんなボールが飛び出すのかまるで自信がない。
アプローチやパターの勘は、かなり鈍っているに違いない。
何より、一カ月間ゴルフをギブアップする原因となった左膝痛は、少しは軽くはなったが完治したわけではない。
一日中歩き回る事が出来るのだろうかと、不安で仕方がないスタートとなった。
午前中は二時間で無事に終了。
野菜も肉も、食材確保が大変なので、昼食はいつものメニューではなく、わずか四種類しかない。

午後も順調で、無事にラウンド終了。
アイアンの調子が今一歩で、スコアの方は満足ではないものの、最大目標だったリハビリを兼ねた完走が果たせて、またゴルフが出来る幸せをかみしめている。
どうやら春本番の四月以降は、元気に復帰できそうだ。