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夢のHAIYATT(ハイアット)HOTEL

今回の出張最大の目的は、「有名なHAIYATT HOTEL」に宿泊すること。
そして出張三日目の夜に、将にそのホテルに宿泊できる。

上海から車でおよそ一時間半。
中国表記では海悦荘園酒店。
HAIYATT HOTELは、22階建ての豪華な佇まいで周囲を圧倒している。

外見だけでなく、中身も素晴らしい。
レストランでは、Welcome Serviceで、本来は38元のモカコーヒーが只。
器も凝りに凝っているが、肝心のモカは甘くて飲めたものではない。
因みに、中国は今コーヒーがブレイク中。
上海では、日本でも見慣れたスターバックスがあちこちに店を出し、街中に聞いた事もないようなコーヒーチェーン店が乱立している。
今回訪問の田舎町でも、ウォルマートの中にスターバックスが建設中だった。
ホテルのレストランでは、モカだけでなくブルマンからキリマンなど、一昔前の日本の喫茶店並みに品揃えしているが、少なくともモカもブルマンも甘すぎて味は同じ。

レストランには寿司屋があり、客が親方、職人と歓談しながら寿司をつまんでいる。
客がネタを注文、親方が手つきも鮮やかに寿司を握る。
置いてある日本酒は「久保田」。
どこまでも日本と一緒だが、違うのは会話が中国語であり、親方が台湾人、客は勿論中国富裕層で、気品の欠片もないことぐらいか。

このホテル、当地では一応五つ星の名門なのだが、名前でも一目瞭然のごとく完全な何チャッテホテル。
普通なら名乗るのが恥ずかしいと思うが、中国人にはそんな常識は通用しない。
堂々と、HAIYATT HOTELの看板が輝いている。
但し本物は、HYATTなので、こっちはAI(愛)が付いているのが味噌

午後にはフットマッサージへ。
二時間コースを頼むと、うら若い小姐が一心不乱に揉み解してくれる。
年齢は22歳と言うが、どう見ても15歳程度。
途中、別オプションで、足の爪切りと耳掃除を頼む。
こちらは、むくつけきアンチャンが、道具箱一式を持ち、カンテラをつけて登場した。
二時間後には、全身が軽くなったような気持ち良さ。

そのまま夕食は、昨日に続いて火鍋料理に挑戦する。
中国人顧客と、紹興酒を飲みながらの商談も順調で、午後8時半には全て終了。
早めにホテルに帰って帰国の準備。

今回の中国出張では、行く先々で福島原発問題を質問された。
隣国中国は、自国発の黄砂には全く罪悪感がないが、日本発放射能汚染には極めて敏感だ。
このまま放射能汚染問題が長引くと、日本は間違いなく世界中の嫌われ者になってしまう。
改めて、日本の国際的責任を痛感。