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菅直人に「もう帰るんですか?!」と痛罵!

福島原発事故から避難生活を余儀なくされている住民から、視察に訪れた菅直人に「もう帰るんですか?!」と、痛烈な罵倒が浴びせられた。

それはそうだろう。
「皆さん、大変でしょうが、頑張ってください。」
「全力を挙げて、取り組んでいます。」
等、何の役にも立たない気休めの台詞だけを残して立ち去ろうとするなんて、薄っぺらいパフォーマンスとアリバイ工作以外の何者でもないからだ。

そもそも、なぜ今頃避難所訪問なのか?
原発の事故現場には、呼ばれもしないのにノコノコ出かけ、却って事態解決を遅れさせてしまった。
しかし修羅場だった避難所へ出かけたのは、率先垂範の振りをした原発訪問パフォーマンスからはるか一ヶ月以上も遅れている。
避難所で不自由な生活で我慢も限界に近づいている住民にとって、今更単なる慰めだけの訪問など、全く嬉しくも有難くもない。
今の彼らにとって最も欲しい言葉は、「いつまでに福島原発問題を収束させる」との決意表明であり、具体的な行動の説明のはずだ。

まるで能天気の菅直人は、総理大臣の自分が直接顔を見せれば、避難民も喜ぶとでも思っていたのだろうか?
しかも、こんなに時間が経過した後なのに。
避難地では、やはり単なるリップサービスに終始。
当初から予定されていた人物に声をかけ、そそくさと逃げ帰ろうとする菅直人に対して「もう帰るのか!」と怒りをぶつける避難民の気持ちは、察するに余りある。
どんなにお人好しでも、「許せない!」との思いに駆られるだろう。

菅直人は視察後、「地元の事を考えている積りだったが、本当に親身になって分かっていたかと言われると、改めてもっと被災者の立場に立って考えねばならないと痛感した」と語ったらしい。
オイオイ、冗談じゃないよ!
今更、「もっと被災者の立場で考えないと」なんて言われたら、「今まではなんだったのか!」と問いたい。
菅直人は、被災地の人々や、避難所の人々の事への思いが不足していた事を認めてしまっている。
こんな無責任なコメントがあるだろうか!
百歩譲って、この間福島原発の事故対策が最優先解決テーマだったとしても、一国の首相としては被災者、避難民の事を、ただのひと時も忘れてはいけないはずだ。
しかし今までの管直人は、政権維持こそ最優先の課題で、その為に今の事態を利用してきた。
そう疑わざるを得ない。

僕は、ここに来て菅直人の支持率がわずかでも上がっているのが理解できない。
総理大臣をコロコロ変えるのは反対との意見がある。
今は与野党が争う時期ではなく、原発事故解決と被災地への支援を最優先するべきとの意見もある。
しかしその為に、明らかに政権維持能力が欠落している、最低最悪の総理大臣を頭に抱き続けるのは、更に悲劇的な事態を招くことになる。
無能なる指揮官を更迭するのに、何の躊躇がいるのか!
菅直人は、即刻総理大臣の地位を去るべき人物でしかない。