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河川敷コース初見参

8月10日、河川敷コースから、晴れて入会許可が届いた。
12日、名義書替料振込み、15日仮会員証発行。
実は一度もプレイ経験がないまま、主として家から近いとの理由でメンバーになったので、18日土曜日が新たな河川敷ホームコースへの初見参となった。
ところが天気予報が悪い。
単に悪いというよりも、
・全国的に大気の不安定な状態が続き、関東では北部を中心に非常に激しい雨の降る恐れがあり。
・暖かく湿った空気の影響で、関東では午前中から雷雲が発達、この後も大気の不安定な状態が続く。
・関東北部を中心に雷を伴って、局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあり。
・大雨による急な河川の増水や道路の冠水、落雷などに警戒が必要。
と、河川敷コースでのゴルフには命懸けの最悪予報だが、それでも出かけるのがゴルフ好きの悲しい性。

午前6時半フロントに到着。
天気予報に恐れをなしたのか、フリータイムメンバーがまるで見当たらない。
お盆限定ユニフォームのムームー着用のネエチャンが、「今の所お客様お一人です。スタートはアウト7時12分」と簡単に答える。
「誰も来なかったら?」と聞くと、「その時はお客様お一人プレイです、ここではメンバーは必ずプレイできます」と、嬉しい事を言ってくれる。
スタート直前に、やっとメンバーが一人駆けつけたので、本日はツーサムプレイ。

手引きカートでのプレイは何十年ぶりだろうか、意外に重い。
先輩メンバーの親切アドバイスを聞きながらの、初コースでのセルフプレイだが、コース内は思いのほか手入れが行き届き、横幅も十分に広いので、少々ミスショットをしてもOBにならないのがいい。
懸念された雨も、途中二ホールほどパラパラと来たが、その後は低気圧の所為か気温が下がって、却ってプレイが楽になった。
コース内の売店では、これまたムームーネエチャンが、お盆限定で、かき氷をタダでサービスしてくれる。
お盆は来客が減る時期だけに、あの手この手のアイディア振りが健気で、なかなか好感が持てるクラブだ。

同行メンバーに聞くと、「セミパブリックみたいな運営なので、休日は下手くそ青二才プレイヤーが押し掛けて、チャラチャラしながらプレイしている」らしい。
現にこの日も、前の組はかなりの低レベル若者二人組で、右に左に打ち分けているので、進行はかなり遅い。
尤もこのクラブでは、そんなビジターがたくさん来てくれるので、メンバーフィー無料の運営が維持できる。
彼らのプレイが少々遅くても、彼らのファッションが多少見苦しくても、「貴方達のお陰で!の感謝の気持ちを持ち、これは単なるアゲンストの風と諦観しましょう」と先輩メンバーに言うと、「その通り!腹を立てると自分が損をするから」と、激しく同意された。
今までは、他人のプレイが気になっていた方だが、このコースで少しは人間的に成長できそうだ。

気さくな先輩メンバーに恵まれ、先行きのクラブライフが楽しみだが、一点気になる部分がある。
メンバー数は300人程度と少人数だが、年会費がタダなので、実際は半分くらいのメンバーが既に死亡しているが、退会手続きが届けられていないとの噂があるらしい。
実際に当方の取得した会員権の前所有者も死亡していたので、相続した奥さんへの支払いとなり、手続きが複雑だった。
半分は大袈裟だろうが、幽霊会員が多いのは間違いない。
コースに通う常連メンバーは更に少ないので、極めて家族的な運営になっているらしい。
その分、「折角ならばワンハーフのプレイが当たり前」と言われると、スタミナに難がある当方には大変辛い。
この日も、ラウンド終了後ヘバッテいる当方を尻目に、先輩メンバーは残りハーフプレイに出かけて行った。

このコースの総合評価は、欲目もあって二重丸の◎。
今後通い詰めて、早く正式ハンディ取得すると同時に、セルフプレイ用のカートとか目土用バッグとかの小道具一式を揃えなければならない。
それもまた、楽しみの一つだ。