昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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年甲斐もなく1.5ラウンド

大型台風襲来で、月末30日日曜日の天気予報が強風大雨に変わった。
実はこの日、河川敷ゴルフ場入会の時に紹介者になってくれた知人とゴルフを予定していた。
ところが今回の17号台風は超大型らしく、直撃を食らってはゴルフどころではない。
金曜日の夜に紹介者氏から、「日曜日を土曜日に変更したいが都合は?」との電話があった。
最近は、土、日連チャンでゴルフをするほどの元気はない。
「ホイOK」となったが、前日変更で肝心のスタートは取れるのか不安を漏らすと、「大丈夫、大丈夫」と安請け合いをする。

明けて土曜日、午前6時45分クラブハウスに集合すると、7時7分インスタートを告げられた。
同伴は例の紹介者氏で、ツーサムプレイ。
前の組もツーサム、後ろは一人なのでスイスイ進み、今回もまた1時間チョイでハーフ終了。
セカンドハーフのアウトスタートは1時間半待ちだが、ここで紹介者が「ではもう一度、今と同じインを回る」と言い出した。
これなら、待ち時間なしですぐにスタート可能なので、「その後にアウトを回れば時間の節約になる」と言うのだ。
要はここでは1.5は当たり前なので、アウトからインとかその逆とかの一般的なラウンドの廻り方など、最初から全く眼中にない。
受付のオバハンも「是非とも1.5ラウンドに挑戦しなさいよ」と、盛んにけしかける。
紹介者氏は、「ウン、彼はヤルに決まっている」と、サッサとインの方向に歩き始める。
ここでは一日で2ラウンドをプレイする人も多く、3ラウンドこなした猛者もいると聞くと、年寄り連中の元気のよさに圧倒される。

二度目のインは、前の組が超初心者二組のコンペで、見ている前で三度も空振りを仕出かしたり、真横に飛び出すシャンク乱発したりで、全く進まない。
途中で痺れを切らした紹介氏が、前の組に向かって「遅いゾ!」と怒鳴るが、全く効果なしで結局3時間近くもかかり、11時半にセカンドハーフ終了。
アウトスタートの受け付けに行くと、「今ならすぐにスタートできます」と言われ、セッカチ同好会の紹介者氏は「行く行く」と躊躇しない。
「昼飯などいらない」と、下手すれば2ラウンドをこなしかねない勢いだ。
最後のハーフもまた進行が遅かったが、2時過ぎに終了。

実は1.5ラウンドは、過去に遡る事10年近い2003年が最後。
その後は、全く考えた事もなかったので、体力面で一抹の不安があったが、流石に河川敷コースは真っ平なので、膝や足への負担も少ない。
昼食なしなので空腹感と、些か疲労感はあるものの、7時間かけて無事に1.5ラウンドを消化。
このコースの先輩諸氏と仲良くなるには、多くのケースで1.5ラウンドが必要のようだ。

僕には、ゴルフに関する拘りがあった。
一つは、ゴルフ場には27ホールとか36ホールは不要で、18ホールに限ること。
二つ目は、一日のプレイは18ホールまで、1.5とか2ラウンドは匹夫馬丁のゴルフ。
そんな事を言い続けてきたが、郷に入れば郷に従え。
宗旨替えやむなしと思われる。