昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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思い出の沖縄でゴルフ

これが最後の沖縄出張。
出張だけではなく、沖縄訪問そのものも最後かもしれない。
そう思って、往復の飛行機ともファーストクラスを利用した。
勿論正規の料金を払ったわけではなく、マイレージの特権を使っただけなので、自分の懐は全く痛まない。
あくまでもセコイ。

沖縄の顧客には、一年に二回ほどのペースで会いに行った。
そのお蔭で今では、我が社にとってはバリバリの優良顧客。
長年のご愛顧への感謝なのだが、何せ会社を辞める身の上なので、懇親の儀は固くご辞退。
.......のはずだったのだが、「水臭いじゃないか」と抗議され、結局はいつも通り、前夜は泡盛パーティー、翌日はゴルフの定番コースになった。

沖縄の気温は22℃。
早朝の東京は3℃なので、コートにマフラーを着用していたら、暑いのなんのって。
しかも天気予報は晴れ。
今までの沖縄では、いつも天気の心配をしていた。
今回初めて、心置きなくゴルフを楽しめる。
これこそ日ごろの行いの良さなどと、勝手に自画自賛して、前夜祭はお開き。

翌日は、例のバブルコースで、最後の懇親ゴルフ。
僕は関東地区を襲った大雪の所為で、「一か月ぶりのゴルフ!」なので、ドライバーはいきなりチョロ。
二打目のスプーンは会心のショットだったが、三打目アプローチが「一か月ぶりのゴルフ!」なので、飛び過ぎてグリーンオーバー。
四打目の寄せはベリーグッドで1mにオン。
しかし「一か月ぶりのゴルフ!」なので、このパターが入らず、ダブルボギースタート。
ミスの度に「一か月ぶりのゴルフなので!」は、絶好のエクスキューズなのだが、良いショットが出た時には、実力の所為にしている。
我ながら勝手なものだ。

天気は晴れていても、沖縄のコースは風が強い。
わずか1mのバーディーパットも、「一か月ぶりのゴルフ!」の所為で外し、結果は47、46で終了。
それでも良い顧客、良い同僚に恵まれた二日間だった。

帰りの飛行機で良い気分の余韻に浸っていたら、隣のオバハンが偉く興奮している。
間断なくスッチーに話しかけ、食事前に立て続けにワインを四杯注文。
食後には、更にカクテルを二杯。
サービスのおにぎりを注文する人は多いが、彼女はこれもお代わりした。
食べて、飲んで、何としても元を取ろうとする。
これこそファーストクラス初心者に違いない所作振舞いで、真に浅ましい。

僕は、こんな食い意地の張った行為は絶対にしなかった..........カナ?