昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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喜!シャンク病克服の気配

シャンクは、ゴルフがとっても上手い人に突然発症する事もあるらしいが、やはりとっても下手な人に取りつくケースが圧倒的に多いはずだ。
僕は昨年4月後半から、重度のシャンク病に罹ってしまい、一時はゴルフをやめようかとすら思った。
特に4月末、記憶にある限り40年ぶりでグロス120を叩いた時は、同伴競技者が昔の顧客だったので、表面は平静を装っていたが、内心のショックはただ事ではなかった。

3月中旬、リタイア後のファーストホームコースでは、スコアが4オーバーで、同伴競技者からは賞賛の嵐を浴びていた。
それからわずか一か月後に、将に奈落の底に落ち込んだ事になる。
それ以来、自分のファーストホームコースには全く足を運んでいない。
セカンドホームコースの河川敷で、必死の努力でシャンク脱出の努力を重ねてきたが、スコアは100を切るのが精一杯、90以下は数えるほどしかなかった。

何よりも、シャンクショットの手応えが悪い。
グシャッとした不快な感覚で、ボールが右45度方向に飛び出す。
距離は、昔の三分の一くらいしか飛ばない。
そして一度シャンクが出ると、手が縮こまってしまい、次々と負の連鎖が発生する。
我が家の次男坊主は、年に一、二度、仕事でゴルフを無理強いされるようだが、その時は心から憂鬱気分になっている。
「馬鹿なヤツ」と笑っていたが、自分が、ゴルフが全く楽しくない気持ちになるとは思わなかった。

ところが、苦節一年弱。
とうとう最近、その最悪シャンク病脱出の気配を感じ始めている。
ヒントは、トンネルズの正月スポーツ番組だ。
結構高視聴率らしいから、ご覧になった方も多いだろう。
あの時のトンネルズ二人組のショットを見ると、二人ともバッグスウィングが異様に小さい。

そしてインターネットのタダ情報によると、シャンクの大半の原因はスウィング軌跡の乱れで、フォロースウィングがバッグスウィングの軌跡を外れるとシャンクが出てしまうらしい。
ならば、「バッグスウィングを小さくすれば、軌跡の乱れも比例して小さくなるはず」と思い至った次第。
小さいと言っても、横峯さくらのバッグスウィングを10、トンネルズ二人組を2、それまでの僕を8とすると、6くらいなので、見た目には分からない程度の差でしかないが、所詮我々のゴルフなんて気分次第。
イワシの頭も信心から」なのだ。

その実践第一弾が、正月3日の家族ゴルフで、この時はシャンク発生ゼロ。
続いて翌週、練習場で成果を確認。
この時も、グッショを連発した。
そして今日が、その仕上げバージョンの日。
結果は、この日もシャンクは影を潜めた。

しかも数か月ぶりに、154ヤード、パー3を7番アイアンで見事にワンオン。
それまではたとえパーが取れても、寄せが上手く行った時だけだったので、アイアンでパーオンしたのは殊の外うれしかった。
この日は、ドライバーのOBや、ラフからのチョロもあり、午前中は47。
しかし午後はパーが5個もとれ40、グロス87は大満足のスコアだ。

それより何より、あの不快千万な手応えのシャンクが出なかったのは、言葉に尽くせないほどの喜びだ。
いよいよ次回が、シャンク病克服の総仕上げ、正念場だ。