昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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改めて、アベノミクス大反対!!!!

日本国総理大臣、安倍晋三の看板政策。
天才と言われる日本銀行総裁黒田東彦が陣頭指揮する、日本再生の切り札、アベノミクス
これほどの肝いり政策に、間違いがあろうはずがない。
いくら野党が負け犬の遠吠えのように声高に批判しようとも、その信憑性、信頼性は微動だにしない。
そんな日本の未来を指し示す、輝かしいアベノミクスに、敢えて僕は大反対を唱える。

アベノミクスは間違っている!」と、言うのではない。
あらゆる政策には必ず賛否両論があり、結局は民主主義の原則で、その是非は多数決で決定される。
今のところ政権政党自民党なのだから、誠に残念無念ながら、安倍晋三の進めるアベノミクス政策が支持されている事になってしまう。
アベノミクスが葬り去られる唯一の可能性は、今回の選挙結果で自民党が敗北する事だが、これはほぼ間違いなく、取らぬ狸の皮算用で終わりそうな雰囲気だ。

僕がアベノミクスに反対するのは、僕にとってアベノミクスが迷惑だからに他ならない。
アベノミクスはインフレ政策なので、必ず物価が上がるが、その分給料が上がれば問題ない。
円安誘導政策は株高につながり、企業の含み益を増やしている。
企業にとっては、適度なインフレなら、自社の製品価格さえ値上げできれば、売上げは増えるし利益も確保できる。
会社員も、企業が利益を出せば、賃上げが期待できる。
アベノミクスを支持する企業が多いのは、この所為だ。

しかし社会的弱者は、そうは簡単に製品の値上げが出来ない。
また年金生活者は、自力で収入を増やすことは出来ない。
資材は悉く上がって、分の製品の値上げが出来なければ、事業を続けることが難しくなる。
物価が上がって、収入が増えなければ、生活は苦しくなる。
このようにアベノミクスを推し進めると、その恩恵を受ける勢力と、被害を蒙る勢力に二分化され、格差が拡大していく。
恩恵を受ける人達は、アベノミクスを支持するだろうし、被害を受ける人達は、アベノミクスに反対する。

安倍晋三は、今回の選挙を「アベノミクス選挙」と位置付けた。
街頭演説でも、「やっとデフレ脱却の目処が付いた所で、この政策を放棄する事は出来ない」と絶叫していた。
しかし僕は年金生活者だから、アベノミクスは百害あって一利なし。
その恩恵は、皆無だ。
だから天下国家を論じるような高邁な理念ではなく、ただただ全く自分勝手な思いで、アベノミクスには反対だ。

しかし、民主党を始めとした野党の体たらくを考えれば、選挙結果の予想は、自民党の圧勝のようだ。
選挙終了と同時に、更にアベノミクス政策が強硬に推し進められるに違いない。
社会的弱者に残された自助努力の範囲は、精々少しでも安い品物を探すくらいしかない。
自分の努力では、アベノミクスの負の局面を切り抜けることが出来ない立場の僕は、悲観的な自分の将来を憂い、全く暗澹たる思いだ。