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夫婦別姓論について

夫婦別姓が議論されている。

 

僕の嫌いな橋下徹は選択的夫婦別姓論者だし、女性差別反対の立場から夫婦別姓を主張する連中も多い。

日本では法律で、「夫婦は同姓」と決まっているが、これが女性にとっては大きなハンディになっていると言うのだ。

独身時代に積み上げた自分の実績が、結婚することで姓が変わると分かりにくくなるらしい。

 

僕は、夫婦は同姓でなければならないとまで思っているわけではないが、しかしこの反対意見には違和感がある。

夫婦同姓は制度なので、何かを変えれば、それまでの何かが犠牲になる。

その犠牲になるのは、日本の家族の在り方で、家族の一体感が薄くなってしまう。

 

こう言うと反対論者は、「それこそが大問題だ」と反論してくる。

家族と言うユニットで、個人の自由、とりわけ女性を家に縛り付けるのが、夫婦同姓の目論見だと言い出す。

ここまでくると、もはやイチャモンであり、反日行動を変わらなくなる。

 

そもそも、では夫婦別姓にすれば、女性は差別から解放され、女性にとって理想的な社会になるのか。

そんなことは、絶対にありえないのだ。

 

実は、女性が働きやすい環境を作るために、「男女雇用機会均等法」が施行されると、恩恵に浴する女性も増えるが、その数は決して多くない。

むしろ、総合職の女性は転勤や残業が拒否できないとかの理由で、自ら出世を望まない女性も増えてしまった。

「オンナだから」と大目に見られていた、所謂「オンナの特典」が消滅して迷惑を被った女性もいるのだ。

同様に、もしも仮に夫婦別姓が決まったとしても、それで仕事がやりやすくなり、存在感が高まる女性なんて少数でしかない。

 

韓国や中国は、夫婦別姓だ。

無論、北朝鮮もそうだ。

では、この夫婦別姓反日特亜三国の女性は、日本に比べて働きやすく、且つ解放された存在なのか?

アメリカは基本的に夫婦同姓だが、アメリカの女性は差別され、働く場所が制限されているのか?

 

制度に、完璧なものなどない。

夫婦同姓に問題があるのなら、夫婦別姓には違った問題がある。

夫婦別姓が正しく、夫婦同姓は間違っているのなら、世界中の国々が夫婦別姓に統一されるはずだが、現実の社会は両方の制度が存在している。

各々に、その国固有の歴史がある。

僕は、日本が特亜三国のような国になることを望んではいない。

よって、その三国のルールを、あたかも正義の制度のように、日本に適用することには大反対だ。