昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

立花孝志とN国党のメディア戦略

巷には、立花孝志とN国党への批判が満ち溢れている。

恐らく意見の大半、80%は立花孝志とN国党にネガティブなものだろう。

 

尤も立花とN国党には、それらは織り込み済み。

残り20%の中から、N国党に投票してくれる人がちょっとでも増えればOK。

少なくともそのやり方で、投票率が低い地方選挙では、N国党所属議員が当選可能だし、国政選挙でもう一人くらいなら国会議員を増やせる。

今回、国会で囲い込んだ議員たちは、次の選挙で落選するだろうが、その時はまた、次の政界はぐれ鳥を入党させればよい。

だから日頃の活動振りで、どんなに眉を顰められようと、馬鹿にされようと、全く気にしない。

一般的な倫理観などクソ食らえ!

今の立花孝志とN国党は、自分たちが話題にさえなれば大成功なのだ。

 

こんな、一見恥知らずな立花孝志とN国党に対しては、文化人、評論家たちから罵倒に近い批判が浴びせられる。

高須クリニック高須克弥院長、オウム真理教追求で名を馳せた江川紹子、音楽批評家の石黒隆之、アルピニスト野口健

探せば他にもいっぱいいるだろう。

しかし皮肉なことだが、彼らの声は、結果として立花孝志とN国党の応援歌になってしまっている。

 

実は僕が、この連中の批判の声を知るのは、立花孝志やN国党からの情報発信に拠る。

立花孝志とN国党は、自分たちへの批判を積極的に拡販しているのだ。

将に、アンチN国党の連中は、「悪を世に知らしめるために」と立ち上がった行動で、まんまとN国党の戦術に引っかかっている。

 

知識人や有識者は、中途半端に賢く、中途半端な正義心があるものだから、立花孝志やN国党連中の所作振る舞いを見ていると、どうしても我慢できなくなる。

ついつい「正義の鉄拳を」とか「大衆が騙されないように」とかの義侠心、親切心が芽生えてしまう。

そこで「懲らしめの一撃」と思って行動すると、「待ってましたと!」立花孝志とN国党に利用される。

しばしば「嫌いキライも好きの内」なんて言われるが、立花孝志とN国党にとっては「駄目よダメよもN国党への応援団」になる。

 

立花孝志が得意とするYouTubeに、立花孝志のデビュー曲「NHKをぶっ壊す」」があることを知った。

シンガーソングライターMAYAと立花孝志の共演なので、「立花マヤ」らしいが、音楽批評家、石倉隆之は「こんなの音楽にも値しない」と、ケチョンケチョンに批判している。

そう言われると野次馬は、「ではどんなにくだらないかを見てみるか」と思う。

https://www.youtube.com/watch?v=_WqBZ9D0tjU

歌そのものは、確かに石黒が言うように、単調そのもので実に馬鹿げているが、これを見た人は、結果的には立花孝志とN国党の主張を知ることになる。

石黒は、立花が「立花マヤが紅白に出場したら受信料を払う」と言ったことまで批判しているが、この歌が紅白で歌われるなど起きえないし、そんな立花の冷やかしを真面に論う自分の滑稽さに気付くべきだ。

そもそも音楽にも値しないと言う代物を、わざわざ論評するのは、立花孝志とN国党を批判したい気持ちからだろうが、逆効果しかない。

 

昨晩も高須が、柏市議会選挙でのN国党のやり方を、「あおり運転の人と似ている」とツイートした。

すると途端に、高須信者たちが「これはひどい」とか「これを拡販したらN国党は一発で終わり」とか、高須を喜ばせるリツイートが並ぶ。

しかしこの動画もまた、既にN国党自身が積極的に拡販に努めているものなので、高須は彼らへの支援活動をしたのと一緒になる。

N国党は、賛否入り乱れた情報戦でN国党の認知度が上がり、、次の選挙でN国党への一票につながれば大儲けで、ダメで元々。

反発する知識人、有識者は全部ウェルカムなので、批判すればするほど立花孝志とN国党の手の中で踊っているようなものだ。

誠によくできた、立花孝志とN国党のメディア戦略だ。

 

だから、立花孝志とN国党が嫌いな人の対処法はただ一つ。

徹底的に無視することだ。

立花孝志とN国党が、どんなに挑発してきても、絶対に対応しない。

立花孝志とN国党は、掻けば搔く程痒くなる皮膚病みたいなものだ。

立花孝志とN国党に反対する人たちは、「黙っている」我慢強さが試されている。

 

(と、最近立花孝志を取り上げることが多いこのブログも、立花孝志とN国党に利用されているのかもしれないが………)