日月潭の英語表記は「Sun Moon Lake」
関西なら「そのまんまヤンカイ!」とツッコミが入りそうだ。
その日月潭のホテルで朝食後、ホテルの敷地内にある蒋介石記念館へ。
ゲストの写真が多く、蒋介石記念館にしては、本人の写真は比較的少ない。
昭和天皇ご訪問時や、日本統治時代の写真も展示されている。
チェックアウト後は、水社サービスセンターまでは、ホテルのリムジンで移動。
その後、湖を周遊するバスで、ロープウェイ乗り場へ。
ところが小学生の社会科見学と鉢合わせで、乗り場は長蛇の列ができている。
仕方なく並んでいると、Crystal Cabinの列の行列が極端に少ない。
係員に聞くと、底がポリカーボネートで透明になっている機種に小学生を乗せると、興奮して騒ぐので、小学生は乗せないらしい。
僕は極度の高所恐怖症で、透明な床などは悪趣味と思うが、下さえ見なければ一緒なので、列を移動。
このロープウェイは、折り返し地点が「九族民俗村」となっていて、小学生たちは、そちらの見学がメインのようだ。
我々夫婦は、すぐに取って返し、帰路の周遊バスを待つことにした。
ところが、15分ほど待ってほぼ定刻で現れたバスの停留所が逆方向だったので、素通り、結果として乗り過ごしてしまった。
更に待つこと15分、やっとのことでサービスステーションに戻ることができた。
バスから外を見て思ったが、昨日小一時間歩いたサイクリング用道路の架台は、実にチャチな棒のようなもので作られている。
そう言えば、台中から日月潭に向かうバスが通る道路も、田舎の畑の遥か上に高速道路を通したものだが、橋げたの数は少ないし、細い。
日本人の感覚でよくよく見れば、果たして大丈夫かなと心配になってくる。
ここから台中駅まで、またもバスを利用。
バスを待つ間も、遊覧船のチケット売りたちが、ゾロゾロと近づいてくる。
中国人観光客の激減が、台湾経済に大きな影響を及ぼしているので、客引きも必死だ。
台北最後の日は、二日前まで宿泊していた日系のホテル。
台北で、小籠包と言えば「鼎泰豐」と言われるほど有名で、日本にも多くの支店がある店なので、ホテルで予約を頼んだが、この店だけは予約不可とのこと。
やむを得ず、6時にはホテルを出発。
4分後に到着したが、案の定、長蛇の列が出来ている。
待ち時間は25分。
注文して、椅子に座って待っていると、ちょうど25分後に席に案内された。
ここでは卵と野菜のスープ、蟹の小籠包、豚肉と卵の炒飯、餃子を注文したが、これで腹いっぱいになった。
連日食べ過ぎているので、ホテルに戻ってすぐに胃腸薬を飲む。
これにて、今回の台湾旅行の日程は全て終了。
明日の午後の便で、帰国する。