腹が立つので、連日「政府の学校閉鎖要請」に反対する連中を批判する。
世の中には、安倍首相がやることなすこと、全てが気に入らない人たちがいる。
職業柄、野党政治家が、政権の足を引っ張るのは分からないでもない。
しかし、武漢肺炎がまず子供たちへ感染することを防ごうとした学校閉鎖に対して、イチャモンをつける父兄たちがいることには、心底呆れ果てる。
一体どこの誰ベエかは分からないが、テレビ局がインタビューしたハハオヤたる輩は
・突然の学校閉鎖は迷惑
・自分たちの生活に支障をきたす
・せめて二週間前には通告するべき
と、安倍首相を批判していた。
そもそも二週間前に、ここまでの事態は全く想像できていなかったはずだ。
そしてその頃の論調は、「安倍政権の対応は後手後手」との強い非難だった。
こんな連中は、仮に二週間前に、学校閉鎖を打ち出していたら、やれ「横暴」とか「法的根拠がない」とか、文句を垂れていたに違いない。
ここで初めて先手を打つと、今度はまた「唐突だ!」「迷惑だ!」とブー垂れる。
武漢肺炎は想定を遥かに超える事態なので、今回の学校閉鎖に関して、法律が整備されているはずがないから、もちろん法的根拠などない。
実際に、学校閉鎖命令ではなく、「閉鎖への協力依頼」なのがその証拠だ。
無論、お願いだから、拒否もできる。
何県かの自治体の長は、政府の要請に納得していないようだ。
その場合、地域自治体が自己責任において、学校を続けることは可能だ。
しかし、その自治体の長は、学校を続けることで発生するリスクの責任を取らなければならない。
同様に、自己都合で学校閉鎖が困ると文句を言う父兄は、では子供を学校に行かせた結果発症したら、どう責任を取るのか。
実は、今回の武漢肺炎を完璧に防ぎきる、ノウハウやマニュアルは存在していない。
政府にしても、専門家の意見を参考に、手探りで対策を立てているに過ぎない。
しかし、このまま武漢肺炎の蔓延を許せば、日本経済に壊滅的打撃を与えるし、夏の東京オリンピック開催さえ覚束なくなる。
そんな危機感に駆られて、パンデミックを防ぐために、政府主導で、山場の一、二週間を乗り切るための学校閉鎖を決めたのだ。
何時でもどこでも、とにかく政権の揚げ足取りに終始する野党は、全く不要の存在だ。
同時にマスコミは、どこの誰かも分からないような主婦を連れてきて、「学校閉鎖されると生活できない」とばかりに世論操作する。
こんな連中は、「納得できないから、国民に丁寧な説明を」とか文句ばかり言っているが、ではどうするべきかの提案はない。
あたかも、「学校閉鎖に反対するのが国民の声」の如く放送するマスコは、武漢肺炎パンデミックを誘発してしまう。
穿った見方をすれば、野党やマスコミは、そんな悲惨な事態を引き起こして、倒閣につなげたいのではとも勘ぐってしまう。
武漢肺炎の蔓延を防ぐのは、「未知のウィルスとの戦争」との認識が必要だ。
今は、戦争状態、非常事態下にある。
一歩でも道を誤ると、途端にパンデミックを引き起こす。
だから、政治的に武漢肺炎を防ぐ手段があれば、その全てを実行するべきなのだ。
国民挙げて、「武漢肺炎と戦う」との心構えが必要であり、無用に、あるいは意図的に、政権批判だけを繰り返す連中は、今の日本にはお邪魔虫でしかない。