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アメリカ大統領選はトランプに勝って欲しいナァ

「地上最強の指導者決定戦」まで、残り二か月。

言わずと知れた、アメリカ大統領選挙だ。

現役チャンピオンはドナルド・トランプで、挑戦者はジョー・バイデン

勝った方が、人類絶滅につながりかねない、核兵器発射ボタンケースを握る。

世界一の権力者としての重責を担うストレスは大変なものと推測するが、そんな戦いに挑むのは方や74歳、もう一人は77歳と、もはや中期から後期を窺う高齢者だ。

孫と遊んだり日向ぼっこがお似合いの二人が、意気軒高と世界一の権力者の座を争う。

二人より若い当方は、信じられないバイタリティに呆れ果ててしまう。

 

しかし今年は、そんなアメリカのバトルを、いつになく関心を持って見ている。

結果次第では、アメリカの対中国政策が変わるかもしれないとの不安感があるからだ。

昨年末までの下馬評は、民主党の誰が対抗馬になっても、共和党トランプ圧勝だった。

様相が変わったのは、武漢肺炎の蔓延と黒人差別問題だ。

 

武漢肺炎については、台湾を例外として、世界の大半の国で封じ込めに失敗した。

だから総じて、各国の政権与党の評判は悪い。

世界レベルでは、重症者や死亡者の数が一桁以上少ない日本でも、野党やマスコミは安倍政権は武漢肺炎対策を失敗したと非難している。

ましてや、感染者も死亡者もダント世界ツワーストのアメリカだから、トランプ大統領のやり方を、アメリカ国民が納得しているはずがない。

更に黒人容疑者が、白人警察官に身柄確保される段階で死亡してしまった事件が、アメリカが抱える宿痾の病、黒人差別だと大騒ぎになった。

一部暴徒化したデモ隊に「法と秩序」を振りかざし、厳しく取り締まったトランプに対して、民主党とその支持者は、「トランプは差別主義者」と攻撃した。

この二つは、誰が対処しても解決できないほど難しい問題だが、政治は結果責任となるので、現職のトランプが批判されてしまう。

そのためトランプ支持率が急落し、最近までバイデンに10%近い大差がついていた。

反トランプを公言している、ABCテレビやワシントンポスト等の大手マスコミのアンケート結果を見る限り、もはや勝負はついたような報道ぶりだった。

 

これに対して右寄り論客、百田尚樹、有本香、ケント・ギルバードの見方は少し違う。

彼らは、「色々と言われているが、最終結果はトランプの圧勝」と見ている。

尤も、彼らの発言は

 ・そもそも反トランプマスコミのアンケート結果は信用できない

 ・四年前も同じ、ヒラリー・クリントン圧勝の予想だった

 ・現時点でトランプ支持者は沈黙していて、これがサイレント・マジョリティ

 ・バイデンは認知症患者との噂がある

 ・アメリカ人は強いリーダーを好む

 ・武漢肺炎を怖れて、地下室に避難したバイデンはリーダー失格

 ・バイデンや民主党の政策は全く具体性がない

 ・副大統領候補カマラ・ハリスは極左政治家

 ・今後三回の候補者討論で、バイデンの化けの皮が剥がれる

と、よくよく聞けば、実に根拠が脆弱で、単に「トランプに勝って欲しい」と願っているだけの、希望的観測に過ぎないのだ。

 

正直に告白すると、当方も「トランプが再選されればイイナ」と思っている。

それは今後とも、トランプに対中国強硬政策と、韓国・文在寅に対しての徹底的な是々非々路線を続けて欲しいからだ。

今迄の歴代アメリカ大統領の中で、トランプほど、日本と正面から向き合い、日本が抱える諸問題に理解を示した大統領はいない。

北朝鮮金正恩との米朝会談で、最初の議題として拉致問題を取り上げ、解決を促すアメリカ人など空前にして絶後だろう。

無論。ビジネスマン・トランプだけに、貿易問題や駐留米軍の費用負担では、日本に対して厳しい要求を突き付けてくる。

しかし立場を変えれば、それはアメリカの指導者としては当たり前のことだ。

それよりも、

 ・韓国の告げ口外交を歯牙にもかけず、日本寄りの判断を下す

 ・尖閣列島の領有権では、中国の主張を退け、共に日本領土を守る

 ・そして、世界に働きかけ、中国の不正について反対同盟を領導する

 ・拉致被害者の家族を励まし、横田滋さん逝去に丁重な弔意を表す

日本人として、そんなアメリカの大統領に、感謝の気持ちを持つのは当然だ。

と、そんな思いに駆られている。

 

確かに、アメリカ大統領はアメリカ国民が選び。我々日本人は高みの見物しかない。

また、いかなる結果も、それはアメリカ国民の総意なので、尊重せざるを得ない。

しかし、日本の国益を考えれば。ボケ疑惑はともかくも、不安材料一杯のバイデンではなく、「話せばわかる」トランプを、陰ながらも応援しなくてはならない。

いつもならスポーツ観戦のようにアメリカからの実況中継を見るだけだったが、今回はそんな訳で、今までにないほど強くメリカ大統領選挙結果を心配している。

 

日本の右派論客たちの予想は、単なる希望的観測に過ぎないが、それが11月に現実になれば、大変うれしく、且つありがたい。

そうなった暁には、安倍首相と政権与党に成り代わり、日本の片隅で日の丸の旗を振って、トランプ大統領再選を祝福する積りだ。