昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

自民党総裁選と野党代表戦

期せずして、与党自民党総裁選と、野党第一党代表戦が同時並行で行われている。

健康問題で安倍首相が辞任したために、こんなことになった。

埋没してしまった野党にとっては、有難迷惑以外の何物でもない。

 

立憲民主党では、今まで代表戦規定すらなかったことがバレて、慌ててアリバイ作りのために、付け焼刃で代表選を実施することになったものだ。

ただ最初から、結論は枝野幸男代表で決まりの出来レース

新野党の中心人物たちは、枝野とか、岡田克也野田佳彦、果ては小沢一郎まで、昔の悪夢で主役だった連中が再登場するだけなので、メンバーには新鮮味の欠片もない。

そうでなくても注目度ゼロなのに、起死回生の新党の門出を祝う代表戦が、自民党総裁選の横入りで、ほとんど話題にも上らなくなった。

 

病める安倍、落ち目の野党を走らす!

安倍首相、結果的に辞め方もまたGJ!

 

自民党総裁選に関しては、先ずは個人的な反省から。

当初、安倍首相の後継者には、岸田文雄がスワリが良いと思っていたが、これは間違い、しかも大変な間違いだった。

但しその理由は、世間的に岸田が増税派と見られていることではない。

増税か減税かは、経済学者間でも意見が分かれるので、増税派だからNoではない。

決定的だったのは、出馬表明直後の岸田が「韓国とは話し合う」と発言したことだ。

韓国の狼藉ぶりを腹に据えかねてきた当方としては、韓国に妥協的姿勢を考える自民党総裁はあり得ない。

 

石破は、最初から論外。

出馬の演説を聞いたが、途中から吐き気を催すほどつまらないもので、何を言っているのかさっぱり分からない。

一見耳触りの良い美辞麗句の切れ端を、ズラズラと並べているが、それはまるで「人相の悪い小泉進次郎」で、内容の無さは全く一緒。

そんな、ダラダラと締まりのない長広舌を、最後まで聞き続ける羽目になった。

そう言えばその後、小泉進次郎もまた、菅義偉候補に投票すると報じられた。

小泉進次郎と言えば、過去の代表戦は二回連続で、石破に投票してきた頓珍漢仲間だ。

類は類を呼ぶ、バカ同士は仲が良い。

と思っていたが、中バカ・シンジローからも見放された大バカ・イシバが哀れだ。

斯くなる上は、自民党内の害虫石破とその一派を、徹底的に中二階に押し込むことだ。

「民主主義は違った意見をも尊重するべき」みたいな一見正論、筋論が持ち出されるが、それは戦う集団では通用しない。

味方の後ろから銃を撃つような裏切り者は、戦いの最終局面では危険極まりない存在になるからだ。

裏切者は、敵よりも悪い。

 

岸田や、論外の石破に比べて。菅官房長官の安定性はどうだ!

今までのキャリアを知れば知るほど、今までの実績を見れば見るほど、菅ファンが増えていく。

苦労人にして、仕事ができるオトコ。

決して目立たないが、しかし決め場での説明は、簡潔且つ明瞭で、分かりやすい。

そんな菅官房長官への評価と期待が、今では人気でも石破を遥かに凌駕していることで証明されている。

石破と言えば、マスコミからは、自民党内反安倍分子として持ち上げられてきたが、実はファジーな「国民の人気」だけがセールスポイントだった政治家だ。

その唯一の取柄でも、菅官房長官の後塵を拝している。

 

官房長官が出馬した最大の理由は、「安倍政治の継承」にある。

第一次安倍政権では総務大臣、第二次安倍政権では一貫して官房長官の要職で政権を支え続けた菅義偉だけに、これは至って当たり前だ。

その安倍政権では、辞任後の支持率が急騰する前例のない事態が起きている。

これは、散々安倍政権の悪口を言ってきたマスコミの世論誘導が失敗し、国民が安倍政治を支持したことを表す。

官房長官が、安倍政治の後継なら安心だ。

そんな思いも、菅総裁実現を後押ししている。

 

やはりここでも、安倍首相GJ!

それにしても、統合を発表したら支持率が落ちる日本の野党は、一体何を期待されているのだろう?