昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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京都紅葉見学の旅

今年4月、京都の花見旅を赴いた。

武漢肺炎発祥の地、何かとうるさくやかましい中国人が姿を消していると聞いたからで、閑散とした京都の桜を存分に楽しんだ。

そしてその時に秋の紅葉見学を決め、半年先のホテル宿泊を予約。

その計画が、この11月末に実現することになった。

 

京都駅に12時30分頃到着、そのままホテルに近い地下鉄の烏丸御池駅に異動。

前回からお気に入りの蕎麦屋で昼食。

この店も半年前は閑散としていたがその後人気が出たようで、この日は外待ち20分以上。

せいろ大盛りが1200円と、ご多分に漏れず前回よりも値上がりしている。

しかし味は安定の旨さ!
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ホテルのチュックインは午後3時からなので、荷物を預けて最初の観光地東福寺へ。

前回と打って変わり、JR東福寺駅から参道に至る道は観光客でごった返している。

15分ほど歩いて、境内に。

すると通天橋参観料として、1000円を徴収される。

妻は「折角ここまで来たのだから」と力説し、夫婦で大枚2000円を叩く。

この時期の紅葉は、やや盛りを過ぎていたのかかなりの落葉がみられるが、それでも真っ赤に変色したモミジは迫力があり一見の価値がある。

 

ところがここで、大問題が発生。

朝から新幹線車中も含め酷使してきたスマホのバッテリー残量が、5%を下回っていることが判明。

イカスマホの道案内を継続利用するためには、これ以上のパワー消費は危険だ。

と言うことで、東福寺の紅葉を一枚撮影した以降はカメラ使用も自粛になり、折角の景色を記念に残すことができない。
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そのたった一枚の写真がこれ!

本来の計画はこの後清水寺に回る予定だったが、取るものも取り敢えず這う這うの体でホテルに戻ることに相成った。

ホテル到着後すぐにバッテリー残量を確認すると、画面が出てこない。

完全にパワーダウン状態だったので慌てて充電開始。

30分程かかったが何とかスマホが生き返り、ほっと一安心の巻きだった。

 

夕食は烏丸御池駅近辺のイタリアンレストランへ。

世界中のどのイタ飯屋に行っても、注文は馬鹿の一つ覚えでパスタと言えば「ボンゴレビアンコ!」

事前に電話予約した時に、メニューにあることを確認していたので声高々に「ボンゴレ」と注文。

するとしばらくしてウェイターが戻ってきて「申し訳ありませんがアサリが少なくて半人前しかできません」と言い出した。

「半人前じゃ足りないヨ」と文句を言ったら、目の前にいたシェフが「こちらのミスですみません、魚や野菜を加えたペスカトーラならできます」と謝罪する。

半分より一人前を食べたいので仕方なくそれを注文したが、こいつが思いのほか旨い。

料金もボンゴレ並みで大儲けした気分だ。
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また地元野菜たっぷりのサラダも絶品。

シェフは「お代わりもできます」とサービス精神を発揮するが、とてもじゃないが食べきれない。
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シェフに「旨い旨い」とパスタを絶賛したら、彼も大喜び。

緊急避難のアドリブに近い腕前を褒められたのが、余程うれしかったのだろう。

帰りはわざわざ外まで見送りに来て、我々の姿が見えなくなるまで頭を下げていた。

やはり、情けは人の為ならず。

我ながら日頃の心掛けが良いから、思わぬところで得をする。

 

この後はホテルに戻り、一ッ風呂浴びて爆睡。

三泊四日の初日は気分良く終了!