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JAL グローバル会員

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何度もJALを利用していたら、グローバル会員の資格を得た。
無論、年会費が必要なのだが、特典としてJALラウンジが使用できる。
国内線ラウンジはコーヒー無料程度のサービスだが、国際線では、おにぎりや軽食まで備えてあり、結構重宝である。

飛行機は、金による身分差別社会そのものであり、料金が高く払った人ほどそれに応じたサービスを享受できる。ファーストとビジネス間でもラウンジには差がある事が多い。ファーストの椅子は全て革張り、ビジネスは人工皮革。おそらくワインの種類も違うと思われる。
エコノミークラスチケット組が待合ロビーで待機するしかない事を考えれば、空港はどこまでも合法的な身分差別の社会である。
ラウンジは、本来ファーストや、ビジネスクラスの乗客用に存在しているのだろう。
しかし、しょっちゅうJALを使うリピーターがグローバル会員に昇格すると、このラウンジ使用資格を有する。その結果、明らかに場違いな連中がラウンジ内を闊歩する事が多くなる。

僕もその一人。

JALの場合、国際線チケットは、ファーストはピンク、ビジネスはブルー、エコノミーはグリーンと色分けされている。
このグリーン組が、グローバル会員の資格でラウンジを使用するのである。
特徴として、よく飲み且つよく食べる。またよく喋る。
少しでも飛行機代の元を取ろうとしているのか、とにかく皿いっぱいに食べ物を取り込み、ビールやジュースやコーヒーやらを複数並べ、仲間でワイワイガヤガヤ。
もう一つの特徴として、彼等は、ほぼ間違いなくチケットを裏返しにしてポケットに挿しているか、もしくはポケットの奥深くにしまいこんでいる。
但し、ブルー組や、ピンク組はこれ見よがしにチケットを表向きにひけらかしているので、裏挿ししたり、他人に見えないよう配慮したりするのはグリーン組とすぐに分かってしまう。

「身分を隠してまでラウンジなんか使用しなければ良い」との見方もあろうが、やはり搭乗前のひと時をリラックス出来るのは有難いので、何となく後ろめたい思いを抱きつつ、グローバル会員として、次回もラウンジへと向かうだろう。

写真はJAL国際線ラウンジ。早朝は空いているが、一時間もするとグリーン組が徘徊し始め、ほぼ満席となる。