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インドの民主主義

インドの人口は公称11億、中国は14億。
人口大国同士だが、インドと中国とは明確に違う。
中国は反日だが、インドは親日
中国は一党独裁国家だが、インドは選挙を実施している民主国家だ。

世界最大規模の民主主義国家であるがインドの自慢。
ただ、インドで税金を納めている人間は5%しかいない。
しかし選挙権を持っている人は5億人近いらしく、当然ながら悪しき民主主義となり物事が簡単に決まらない。
各政党は、選挙の時に字を書けない村人を土産物でつり、自派候補者の書き方だけを教え、トラックに押し込み投票場へ連れ込むのが常套手段らしい。
こんな選挙だから、真に民意を反映しているとは言えない。
貧乏人に受ける政策が票につながるので共産党が強い。
その為、道路拡張とかインフラ整備とかはなかなか進まない。
しかし、痩せても枯れても言論の自由が保障されている民主主義国である。

一方の中国では、お上の命令一つであっという間に高速道路が出来上がるが、国家権力で反対意見を圧殺している。貧富の差拡大への反発から農民暴動が頻発しているが強権で押しつぶし表面的安定を確保している。
インドは、貧富の格差を宗教上の考え方から国民が受け入れている。
国家としては圧倒的にインドが信頼できる。

中国の至る所で感じる、刺すような反日の視線もインドにはない。
現在のわが国では中国への投資がブームとなっているが、絶対にインドを見直すべきである。