アメリカのメンフィスでの小泉首相のパフォーマンスが話題になっている。
大ファンであるエルビスプレスリーの物まねで、サングラスを着用し身振り手振り宜しく歌って見せた。
当然、その姿は世界中に発信され、びっくり仰天の評価のようだ。
確かに一国の代表が、まるでそこいらのアンチャンと同じ乗りで人前で騒いだのだからニュースになる。
日本では、総じて評判が悪い。
「見ていて恥ずかしかった」が多くの見方。
しかし、我々から見ると赤面のリーダーだが、海外はあのようなパフォーマンスを決して嫌わない。
むしろ愛すべきキャラクターと見るケースが多い。
我々だって、もしイギリスのブレア首相が同じことをやったら「フランクな人だな」と思うだろう。
自慢にするほどの事ではないが、恥ずかしがる事もない。
むしろ問題なのは、秋には首相を去る小泉がアメリカに約束した諸施策の方である。
無責任に、勝手にブッシュ大統領との友情を優先し、日本の国策を損なう事が約束されていないのか?
あんなパフォーマンスに目くじらを立てるより、こちらの検証が重要だ。
